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胃痛薬を考える 選び方や飲み方、症状別の対処法

胃痛薬を考える 選び方や飲み方、症状別の対処法

日常的に胃の痛みや胃もたれ、胸やけなどの症状に悩む人は多く、原因としてストレスや食習慣などさまざまな要因が考えられます。

こうした不快感に対処するためには、薬や生活習慣の改善が大切です。

市販の胃腸薬を上手に利用する方法や、症状別にどのような薬が向いているのか、服用のタイミングや注意点は何かなど、胃痛薬を選ぶうえで役立つ情報を幅広く紹介します。

目次

胃痛の背景

胃の痛みを感じる原因はさまざまであり、単に「食べ過ぎ」だけでなく、ストレスや胃酸の過剰分泌、胃粘膜のダメージ、さらにはほかの消化器(腸など)との関連も含まれます。

胃酸と胸やけの関係

食事を摂ると、胃は胃酸を分泌して食べ物を消化しますが、何らかの要因で胃酸が過剰に分泌されると、胃粘膜に炎症が起こりやすくなり、みぞおち周辺の痛みや胸やけ、不快感が発生しやすくなります。

また、胃酸が逆流して食道付近に達すると、胸やけが強く出る場合があります。

ストレスが引き起こす痛み

仕事や家庭の事情などでストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れて胃粘膜の防御力が低下し、胃酸による刺激を受けやすくなります。

ストレスが高じると胃の運動機能にも影響が出て、消化不良や胃もたれ、痛みを感じやすくなるのが特徴です。

食習慣や生活習慣の影響

脂っこいものや甘いものを大量に食べたり、飲みすぎが続いたりすると、胃酸が過剰に出過ぎたり、胃自体への負担が大きくなったりして胃痛を起こしやすいです。

また、食事の時間帯が不規則だったり、寝る前に食べ過ぎたりすると、胃の機能が乱れて痛みやすくなる傾向があります。

胃痛とほかの症状

胃痛とともに感じる症状として、以下のようなケースもあります。

  • 胃もたれ:食後に胃がすっきりせず、重い感覚が続く
  • 胸やけ:みぞおちや喉元付近が焼けるように感じる
  • むかつき:吐き気や不快感が続く状態
  • 逆流:胃酸が上がってきて酸っぱい液が口まで上がる感覚

症状が複合的に起こる場合は胃痛薬だけでなく、生活習慣の見直しを並行して行うことが大切です。

胃痛につながる代表的な要因

要因主な特徴
胃酸過多胃酸が出過ぎて粘膜が刺激され、胸やけや痛みを感じやすくなる
ストレス自律神経のバランスが乱れ、胃粘膜の防御力が低下
食べ過ぎ・飲みすぎ胃の容量を超えると痛みやむかつき、胸やけにつながる
暴飲暴食の習慣胃酸の分泌リズムが崩れ、消化機能の低下が続きやすい
胃粘膜の炎症ピロリ菌感染や薬の副作用などで胃粘膜が傷つき、痛みが持続する

胃痛と薬の基本

胃痛に対処する薬は、「胃酸を抑える」「胃粘膜を保護する」「胃の動きを改善する」など、作用機序によっていくつかの種類に分類されます。

胃酸の働きをコントロールする薬

胃酸の過剰分泌が原因で痛みや胸やけが起きている場合は、H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬(PPI)のように胃酸分泌を抑える薬が役立ちます。

市販薬でも有効成分としてファモチジン(ガスター)などを含む製品が手軽に入手できますが、症状が長引くときは医師に相談してください。

胃粘膜を保護する薬

胃が荒れた状態や、食べ過ぎ、飲みすぎで胃粘膜がダメージを受けている場合は、スクラルファートやアルジネートなど、粘膜を保護する成分を含む胃腸薬が役立ち、胃壁を覆い、刺激から守ることで痛みの軽減が期待できます。

胃の働きを整える薬

食事のあとに胃もたれや消化不良を起こしやすい場合は、消化管の動きを促進する薬や消化酵素入りの薬が適しています。吐き気やむかつきにも有効なケースがあり、トリメブチンやドンペリドンなどの医薬品成分が用いられる場合があります。

漢方薬や生薬配合の胃腸薬

神経性胃炎やストレス性の胃痛には、生薬配合の胃腸薬が適している場合もあり、さまざまな組み合わせの漢方薬が市販されています。

漢方薬は複数の生薬を組み合わせることで身体全体のバランスを整えながら症状の改善を目指しますが、効果が出るまでに時間がかかることもあるので焦らず続けることがポイントです。

胃痛薬の種類と主な作用

種類主な作用代表的な有効成分
H2ブロッカー胃酸の分泌を抑制ファモチジンなど
プロトンポンプ阻害薬(PPI)胃酸分泌の段階を強力に抑えるオメプラゾール、ランソプラゾールなど
粘膜保護薬胃粘膜を保護・修復スクラルファート、アルギン酸など
消化管運動促進薬胃腸の動きを整え、もたれや吐き気を軽減トリメブチン、モサプリドなど
漢方薬身体のバランスを整えながら症状を和らげる桂枝加芍薬湯、半夏瀉心湯など(製品ごとに異なる)

市販の胃腸薬と処方薬

胃痛を感じたとき、市販薬で簡単に対処したい場合は薬局やドラッグストアで購入できる胃腸薬が便利ですが、症状が長引いたり強い痛みが続いたりする場合は、医師の診断を受けて処方薬を検討することが大切です。

市販薬の特徴

  • 軽度から中程度の症状に対応しやすい
  • 病院に行く時間がないときなどに利用しやすい
  • 価格や種類が豊富で、胃酸を抑えるタイプ、胃粘膜を保護するタイプ、生薬配合などさまざまな製品がある
  • 有効成分の含有量が処方薬より少ない場合が多い

処方薬の特徴

  • 医師の診断に基づき、症状や原因に適した薬が処方される
  • P-cabやPPIなどの強力な医薬品を適切な量で服用できる
  • 胃カメラなどの検査を行ってから処方を判断するため、胃潰瘍や慢性胃炎などの重大な病気が疑われる場合にも安心
  • 保険診療のため、場合によってはコスト的にも大きく負担が増えないケースがある

併用で気をつけたい点

市販の胃痛薬と処方薬を併用すると、成分が重複し過剰に働いてしまう恐れがあり、胃酸抑制の薬を重ねて使うと、必要以上に胃酸が抑えられ、消化機能が低下したり副作用が出たりすることも考えられます。

服用中の薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

市販薬と処方薬の比較

項目市販薬処方薬
入手方法ドラッグストア・薬局医師の診察後、医療機関で処方
適応症の範囲軽度~中程度の胃痛や胸やけ、胃もたれなど中等度~重度、または検査結果に基づく
有効成分の種類・量比較的穏やかな成分、低用量が多い強力な作用を持つ成分、適切な用量を選択
費用全額自己負担保険診療が適用される場合が多い
医師の診断の有無不要必要

症状や原因別に考える胃痛薬の選び方

胃痛と一口にいっても、何が要因でどんな症状が強いかによって、選ぶべき薬は変わってきます。

胃酸の出過ぎからくる痛みや胸やけ

胃酸が大量に分泌されると、胸やけやみぞおちのヒリヒリとした痛みが出ることがあり、H2ブロッカーやPPI、P-cabなど、胃酸分泌を抑制するタイプの薬が適しています。

ただし、長期連用によって消化機能が低下する場合もあるため、用法・用量を守り、改善がみられないなら医師に相談してください。

食べ過ぎや飲みすぎによる不快感

胃がパンパンに張った感じや、胃もたれが続くときは、消化を助ける成分や胃の動きを整える成分を含む胃腸薬が向いています。酵素入りの薬や消化管運動促進薬が消化をサポートし、ガスやむかつきを減らす働きを期待できます。

ストレスや神経性の胃痛

ストレスによって胃がキリキリと痛む場合は、漢方薬や生薬配合の薬が選択肢になることがあります。半夏瀉心湯や桂枝加芍薬湯などが知られていますが、人によって合う合わないがあるため、症状が続くなら医師に相談してください。

漢方薬は身体全体のバランスを整えながら痛みや不快感を和らげると考えられています。

胃粘膜が荒れているとき

飲酒や薬剤性の刺激などで胃粘膜が荒れているときは、粘膜を保護し修復を助ける成分が含まれる薬が役立ち、スクラルファートやアルギン酸などが代表的で、胃痛を和らげつつ粘膜の回復を助けます。

症状別・原因別に見たおすすめの薬

症状・原因おすすめの薬タイプ
胃酸過多・胸やけH2ブロッカー、PPI、P-cabファモチジン配合薬、オメプラゾールなど
食べ過ぎ・飲みすぎ消化酵素入り、消化管運動促進薬トリメブチン、酵素含有製品など
ストレス性胃痛漢方薬や生薬配合半夏瀉心湯、太田漢方胃腸薬Ⅱなど
胃粘膜のダメージ粘膜保護薬スクラルファート配合製品など

胃痛薬の飲み方・注意点

胃痛薬を正しく服用することは、安全性と効果を両立させるうえで重要です。よく見られる失敗としては「飲み過ぎ」「タイミングを間違える」「ほかの医薬品との併用リスクを考えない」などが挙げられます。

服用タイミング

胃酸を抑えるタイプの薬は、症状に応じて食前または食後に飲む場合が多いです。H2ブロッカーの場合、寝る前に服用すると夜間の胃酸分泌を抑えて就寝中の胸やけや痛みを減らしやすくなります。またPPIは空腹時の内服の方が効果が高くなるとの報告もあります。

粘膜保護薬や消化酵素入りの薬は、空腹時に服用したほうが効果を発揮しやすい場合もあるため、製品の使用上の注意をよく読みましょう。

用法・用量を守る

薬の効果を早く実感したいからといって、一度に多めの錠数を飲むのは危険です。有効成分が過剰に働いて、かえって不快感が増したり副作用が出る恐れがあります。市販薬でも添付文書を確認しながら適切な量を守ってください。

ほかの医薬品との併用

風邪薬や鎮痛薬など、すでにほかの薬を服用している場合は、成分の重複に注意が必要で、胃酸抑制剤とほかの医薬品を併用する場合は、薬の吸収に影響が出ることがあります。複数の市販薬を同時に使う前に、薬剤師や医師に相談すると安心です。

食事や生活習慣との組み合わせ

薬だけでなく、普段の食事や生活習慣も大きく影響します。胃痛が出たときは以下のような点に気をつけてください。

  • 脂っこいもの、甘いもの、刺激物を控える
  • アルコールの量を見直す
  • 夜遅い食事を避ける
  • 十分な睡眠を確保する
  • ストレスを軽減する手段を取り入れる

こうした心がけによって、薬の効果をより感じやすくなる場合があります。

胃痛薬を飲むときの主な注意点

注意点内容
服用タイミング食前・食後・就寝前など、薬の種類で違いがある
用量・用法の遵守過剰服用は副作用リスクを高め、効果的でもない
他の薬との併用成分が重複し過剰な作用や副作用を招く場合がある
アルコール・カフェイン摂取胃酸分泌や胃粘膜への負担が増す場合がある
長期連用の危険性症状の隠れた原因が見逃される可能性もある

さまざまな剤形:錠剤・散剤・液剤など

胃痛薬は同じ成分でも、錠剤・散剤・液剤など剤形によって使い勝手や服用感が異なる場合があるので、自分に合った形状を選ぶことも、快適に治療を続けるコツです。

錠剤の特徴

  • 持ち運びやすく、保管しやすい
  • 服用時に水とともに飲み込む必要がある
  • 有効成分がゆっくりと体内で溶ける設計の場合が多い

散剤の特徴

  • 粉末状で水に溶かして飲んだり、そのまま飲んだりできる
  • 小分けになっていると携帯もしやすい
  • 粉独特の味や口当たりが苦手な人もいる

液剤の特徴

  • 水なしで飲める商品もあるため、即効性を感じやすい場合がある
  • 持ち歩きには注意が必要(容器から漏れるリスクなど)
  • 独特の風味があり、飲みやすさに個人差がある

顆粒剤やゼリータイプ

  • 細かい顆粒状やゼリー状にしたタイプも存在し、飲みやすさを重視
  • 適度に粘度があるため、胃粘膜への付着を高めて作用を狙う場合もある

剤形ごとの主な特徴とメリット

剤形主な特徴メリット
錠剤水とともに飲み込む保管が容易、量が一定
散剤粉末状で、水に溶かす・そのまま飲む小分けしやすい、溶けやすい
液剤液体状で、比較的早く吸収される場合もある即効性を感じやすいことがある
顆粒剤やや大きめの粒状散剤より飲みやすいと感じる人も
ゼリー食感があり、飲み下しやすい水なしでも飲みやすい

日常生活で気をつけたいポイント

胃痛を繰り返さないためには、薬だけでなく生活のあらゆる面を見直すことが大切です。飲み薬に頼りすぎると、痛みの根本原因を放置してしまい、かえって慢性化するリスクもあります。

ストレスとの上手な付き合い方

ストレスは自律神経を乱し、胃腸の働きを悪くします。以下のような方法でストレスを和らげる工夫をしてみましょう。

  • 適度な運動やストレッチ
  • 十分な休息や睡眠
  • 趣味やリラックスタイムの確保
  • 周囲の人と気軽に話せる環境づくり

バランスの取れた食事

高脂肪食や刺激物、糖分の取りすぎは胃に負担をかけやすいです。野菜やタンパク質をバランスよく取り、できるだけ決まった時間に食事をするよう心がけると、胃腸のリズムが整いやすくなります。

アルコールやタバコの見直し

アルコールは胃粘膜を刺激し、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて胃の修復機能を妨げる可能性があり、胃痛の頻度が高い人や胸やけが続く人は、量と頻度をコントロールするか、できる範囲で控えるようにしましょう。

定期的な検査や医師への相談

胃痛をはじめとする症状が長期化したり、薬を飲んでも改善しない場合は、専門医の受診が必要です。慢性的な炎症や機能性ディスペプシア、ピロリ菌の感染など、検査でしか特定できない原因が隠れている場合もあります。

定期的な胃カメラや血液検査を受けることが、将来的なリスクを防ぐ意味でも有効です。

日常生活で意識したいポイント

  • 規則正しい食事と睡眠
  • ストレス発散の手段を取り入れる
  • アルコールやタバコの過剰摂取を避ける
  • 重い胃痛が続く場合は医師に相談する

よくある質問と回答

胃痛薬を使ううえで気になる点や疑問点をいくつか挙げ、簡単に回答をまとめます。

薬を飲み続けると胃酸が出なさすぎる心配はない?

H2ブロッカーやPPIなどは胃酸を大幅に抑制する可能性があります。必要以上に長期間服用すると、本来必要な消化機能に影響が出ることもあるため、用法・用量を守ることが大切です。

妊娠中や授乳中でも市販の胃痛薬を服用して大丈夫?

妊娠中や授乳中は薬の影響が赤ちゃんへ及ぶ可能性があります。市販薬でも成分によっては注意が必要なため、事前に医師や薬剤師に相談し、薬を選んでください。

市販薬が効かない場合はどうすればいい?

市販薬を飲んでも痛みが改善しない場合は、すでに胃や腸などに慢性的な炎症や潰瘍がある可能性も考えられます。我慢せず医療機関で検査を受けましょう。

漢方薬の効果はどれくらいで実感できる?

漢方薬の効果は緩やかで、体質や症状によって個人差があります。即効性を期待するのは難しい場合もあるため、ある程度継続して服用し、変化を観察する姿勢が必要です。

よくある質問の概要

質問回答
胃酸を抑える薬を長期間飲むとどうなる?必要以上に消化機能が低下し、胃の働きに影響する可能性がある
妊娠中・授乳中の服用は安全?成分によるため医師や薬剤師に必ず相談し、自己判断は避ける
市販薬が効かないときは?医師の診察を受け、胃カメラなどの検査で根本的な原因を特定する
漢方薬はどのくらいで効果を感じる?個人差が大きく、即効性は期待しにくいが長期的に体質改善を目指す手段にもなる

いつ医療機関を受診するべきか

胃痛が軽度であっても、長期間同じ症状が続いていたり、同時に強い吐き気や嘔吐、吐血、黒色便などが見られたりする場合には、早急に医師の診察を受けてください。重大な疾患が隠れている場合もあり、早期発見が治療の鍵になります。

症状が長引く場合

市販薬で一時的に痛みが和らいでも、症状が繰り返し現れる場合は慢性胃炎や機能性ディスペプシアなどが疑われ、病院で検査を受けることで、正しい診断と治療を受けられます。

夜間に強い痛みがある場合

夜間に胃の痛みが強い、あるいは起きていられないほどの痛みがある場合は潰瘍が進行している恐れがあります。胃や十二指腸潰瘍は放置すると出血や穿孔につながりかねないので、早めに検査を受けてください。

急激な体重減少や貧血

胃痛と併せて食欲不振が続き、急激に体重が落ちたり貧血の症状が強く出たりする場合も注意が必要です。消化器系の重篤な病気が隠れている可能性を否定できないため、自己判断せず医師へ相談することをおすすめします。

医療機関の受診を考えるサイン

  • 市販薬では改善しない胃痛が1週間以上続く
  • 吐血や黒色便、激しい腹痛がある
  • みぞおちの激痛で夜間に目が覚めるほど
  • 急激な体重減少や倦怠感が強い
  • 食事を摂るとすぐに吐いてしまう

胃痛薬と上手につきあうためのまとめ

胃痛薬は、胸やけや胃もたれ、ストレス性の痛みなど多様な症状に対応するためのさまざまな種類があり、目的や症状に合わせて賢く選ぶことで快適な生活をサポートしてくれます。

ただし、薬に頼りきりになるのではなく、根本的な原因を見直す姿勢も大切です。生活習慣やストレス管理を改善し、症状が長引くときは迷わず医師に相談して、治療や検査を受けましょう。

自分の症状に合った胃痛薬を見つけ、正しいタイミングや用量で服用することがポイントです。そして、日常の食事や生活習慣を整え、必要に応じて医療機関の力を借りることで、胃の痛みから解放される可能性を高めることができます。

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この記事を書いた人

Dr.中村文保のアバター Dr.中村文保 医療法人社団心匡会 理事長

金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

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