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腸にいい食べ物を知る 腸内環境を整える方法

腸にいい食べ物を知る 腸内環境を整える方法

毎日の食事や生活習慣が原因となり、便秘や下痢といったお腹の不調に悩む人が増えていて、こうした症状が続くと、消化や栄養の吸収に影響が及び、体全体のコンディションも悪化しやすくなります。

腸にいい食べ物を意識してとり入れることで腸内環境を整えると、便通が安定しやすくなったり免疫機能を保ちやすくなったりと多くのメリットが得られます。

ここでは腸内フローラの仕組みや食事で増やすべき栄養素、さらに手軽に実践できる腸にいい食べ物の具体例などをわかりやすく解説します。

目次

腸内環境が整うと期待できるメリット

腸内環境を整えることは健康と深くかかわっていて、お腹の調子が良いと消化や吸収がスムーズになり、便秘や下痢などの不調も起こりにくくなります。

腸と全身の健康のつながり

腸は「第2の脳」と呼ばれるほど重要な働きを担っており、消化管の状態が乱れると必要な栄養素をうまく吸収できず、体力や免疫が低下しやすくなります。

さらに、腸内細菌のバランスが崩れると、肌荒れや疲れが取れにくいといった不調が出るケースも多く、腸の調子を良く保つことは、全身の健康を支える基本です。

腸内細菌がもたらす役割

人の大腸には膨大な数の腸内細菌が生息しており、これを総称して腸内フローラと呼び、善玉菌・悪玉菌・日和見菌が複雑に共存しながら、発酵や免疫のサポートなどさまざまな役割を果たします。

特に善玉菌の働きが活発な環境になると、腸内のバランスが整いやすく、便秘や下痢も起こりにくくなります。

整った腸内環境に期待できる主なメリット

  • 便通の改善
  • 免疫機能の維持
  • 栄養吸収の効率化
  • 肌荒れなどのトラブル軽減
  • 体力低下や疲れの軽減

腸内環境が良好になると、多くの人が悩む便秘や下痢などのお腹の不調を緩和できるだけでなく、身体全体の調子を高めることにつながります。

免疫力への影響

体の免疫細胞の多くは腸周辺に集中して存在し、腸内細菌の一部が免疫細胞を刺激して活発にし、病気を予防しやすい状態を保ちます。

腸内環境が乱れると悪玉菌が増え、必要な免疫力も下がることが指摘されているので、普段の食事から腸内細菌のバランスを良好に保つことは、風邪や感染症などから身を守るうえでも重要です。

腸内環境を整える主要なポイント

項目内容
発酵食品善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)を多く含む食品を取り入れる
食物繊維野菜・果物・海藻などをバランス良く摂取し便通の改善を図る
オリゴ糖善玉菌のエサになり、腸内細菌のバランスを良好に導く
適度な運動腸の動きを促進し、便がスムーズに通過しやすい状態をつくる
規則正しい生活ストレスや睡眠不足を避け、腸内環境を乱さないよう気を配る

腸内フローラの基本をおさえる

腸の健康を語る上で欠かせないのが、「腸内フローラ」の存在で、多種多様な細菌がすみつき、それぞれが複雑なかかわり合いを持っています。

善玉菌・悪玉菌・日和見菌の特徴

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3つの菌があり、善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌などが代表例で、腸内を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えます。

悪玉菌は大腸菌の一部やウェルシュ菌などで、食べ物の腐敗を進める性質があり、日和見菌は善玉・悪玉のどちらにも寄りやすい中立的な菌です。

善玉菌を増やす鍵

腸内フローラのバランスを保つには、善玉菌を多く含む食品を毎日食事に取り入れたり、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を積極的に補ったりすることが大切です。

発酵食品は手軽に取り入れやすいので、ヨーグルトや納豆、キムチなどを毎日の献立に加えると良いでしょう。

悪玉菌が増えやすい要因

  • 高脂肪の食事が続く
  • 肉類中心の食生活で野菜不足
  • 過度のストレスや睡眠不足
  • アルコールや喫煙習慣
  • 極端なダイエットによる栄養バランスの乱れ

これらの習慣が続くと悪玉菌が増えやすくなり、下痢や便秘などの不調が生じるリスクが高まります。

日和見菌の役割

日和見菌は体調や食生活によって善玉菌にも悪玉菌にも傾く中立的な立場の菌です。

善玉菌を優勢にする生活習慣を続けると、日和見菌は善玉菌寄りにはたらき、腸内のバランスが良くなり、便秘や下痢などの不調を防ぎやすくなります。

善玉菌と悪玉菌の増減に影響を与える主な要素

要素善玉菌を増やす方向悪玉菌を増やす方向
食事内容野菜・果物・発酵食品・オリゴ糖の摂取肉類・高脂肪・加工食品の過剰摂取
食物繊維・水分補給十分な食物繊維・水分で便通を促進不足すると便が硬くなり滞留しやすい
ストレス・睡眠ストレス軽減・規則正しい睡眠ストレス過多・睡眠不足
運動習慣適度な有酸素運動で腸の動きを活発化全く体を動かさない・長時間の座りっぱなし
アルコール・喫煙習慣節度ある飲酒と喫煙をしない生活過度な飲酒や喫煙

腸にいい食べ物に含まれる成分

腸内環境を整えるには、具体的にどのような栄養素が必要なのかを理解することが大切です。食物繊維やオリゴ糖をはじめ、腸内の善玉菌を増やしたり、腸の働きをサポートしたりする成分が多くあります。

食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性があり、どちらも腸の調子を良く保つうえで欠かせません。水溶性食物繊維は便を柔らかくし、不溶性食物繊維は腸を刺激して便通を促し、野菜・果物・海藻・きのこ類・玄米などに多く含まれます。

適量の食物繊維をとると下痢や便秘の両方を防ぎやすくなります。

オリゴ糖

オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、ビフィズス菌や乳酸菌の増殖を後押ししてくれ、ごぼうやバナナ、大豆、玉ねぎ、にんにくなどに多く含まれています。

意識して野菜や果物をとれば自然な形でオリゴ糖を摂取でき、腸内環境の改善に役立つでしょう。

乳酸菌・ビフィズス菌

発酵食品に多く含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内を酸性に保ち悪玉菌が繁殖しにくい環境をつくり、ヨーグルトやチーズ、納豆、キムチなどをバランス良く食事に取り入れれば、腸活の効果をより高められます。

大豆食品に含まれる栄養素

納豆や豆腐などの大豆製品は良質なタンパク質に加え、オリゴ糖、ビタミン類、食物繊維なども含んでいて、特に納豆は発酵食品でもあるため、乳酸菌に似た菌を摂取できる点が魅力です。

オリゴ糖が多く含まれる主な食材

食材含まれる主な栄養素摂り方の例
ごぼう食物繊維・オリゴ糖・カリウムなど煮物、炒め物、汁物の具材など多彩な料理に活用できる
バナナオリゴ糖・食物繊維・カリウムなどおやつや朝食として手軽に食べられる
玉ねぎオリゴ糖・ケルセチン・ビタミンB6などスープ、炒め物、煮込み料理など幅広い調理が可能
にんにくオリゴ糖・ビタミンB群・ミネラルなど料理の香りづけに少量使うだけでも腸活に役立つ
大豆タンパク質・オリゴ糖・食物繊維豆腐、納豆、味噌などバラエティ豊富に摂取できる

腸にいい食べ物の具体例

腸内環境を整える作用があるとされる食品はたくさんありますが、そのなかでも日常的に取り入れやすいものを挙げます。ここでは、スーパーやコンビニなどで手軽に入手しやすい食材や、家庭料理に使いやすい食品を中心に紹介します。

ヨーグルト

乳酸菌が豊富で、整腸作用が期待できます。ビフィズス菌入りのヨーグルトもあり、便秘がちな方にとって取り入れやすい食品で、朝食や間食として習慣的に食べてみると良いでしょう。

フルーツやオートミール、はちみつなどを加えて食べると飽きにくく続けやすいです。

納豆・キムチ

納豆には納豆菌や豊富な大豆由来の栄養素が含まれ、キムチには乳酸菌や食物繊維、ビタミンが含まれていて、一緒に食べると、さらに善玉菌を増やしやすくなります。

納豆キムチ丼などは簡単に作れて、腸内フローラを活発にさせる組み合わせとして人気です。

野菜・果物を使ったスムージー

手軽にビタミンや食物繊維を摂取できるのがスムージーで、バナナや小松菜、にんじん、リンゴなど好みの材料をミキサーで混ぜれば、不足しがちな栄養を一度に摂取できます。

腸の調子を乱さないために、余分な砂糖や甘味料を加えない形で作るのがポイントです。

味噌や漬物などの発酵食品

日本の食文化には味噌や醤油、漬物などさまざまな発酵食品があり、発酵食品を料理の調味料としてこまめに使うと、腸内環境を良好に維持しやすくなります。塩分が多いものもあるので、摂りすぎには注意しながら活用してください。

腸にいい発酵食品の例とポイント

食品特徴料理例
ヨーグルト乳酸菌やビフィズス菌が豊富フルーツヨーグルト、ラッシーなど
納豆大豆由来のオリゴ糖や納豆菌を含む納豆ごはん、納豆汁、サラダトッピング
キムチ乳酸菌や唐辛子由来のカプサイシンが特徴キムチ鍋、キムチ炒飯、キムチチヂミ
味噌大豆由来の栄養と発酵菌を含む味噌汁、味噌炒め、味噌煮
漬物野菜の栄養と乳酸菌を同時に摂取できる浅漬け、ぬか漬け、漬物サラダ

お腹の不調を和らげる生活習慣

腸にいい食べ物を取り入れるだけでなく、日々の生活習慣も整えると腸内環境の改善がよりスムーズになります。ここでは適度な運動や睡眠、ストレス対策などを中心に、お腹の不調を和らげるための生活習慣について解説します。

適度な運動の効果

軽いウォーキングやヨガ、体操などの適度な運動を行うと、腹筋や腸の動きが活発になり、便が移動しやすくなるといわれています。

運動が苦手な場合でも、エレベーターを使わず階段を使う、こまめに立ち上がって軽いストレッチをするなど、日常生活に運動量を増やす工夫を取り入れてください。

お腹にやさしい軽度の運動の例

  • ウォーキングや散歩を1日20~30分程度
  • 座り仕事中のストレッチ
  • ヨガやピラティスなどの軽い筋トレ要素
  • 自宅でのスクワットやラジオ体操

十分な睡眠

睡眠不足や不規則な生活習慣が続くと、自律神経のバランスが乱れて腸の動きが鈍くなるので、夜更かしやスマートフォンの長時間使用は控え、規則的に寝起きする生活を送れば、腸内細菌のバランスを整えやすくなります。

ストレスを溜めこまない工夫

過度なストレスは腸のぜん動運動を乱し、便秘や下痢の一因で、気分転換や趣味の時間を確保し、ストレスを感じたときには深呼吸をするなどして負担を軽減することが重要です。ストレスが慢性的になると腸内環境にも悪影響が及びます。

水分補給のタイミング

便秘や下痢を防ぐために、水分補給も大切で、毎日1.5~2.0リットル程度の水分を小まめにとり、特に朝起きたあとと就寝前には一杯の水を意識してください。

飲みすぎで下痢にならないよう、カフェインやアルコールの過剰摂取は避けるのが無難です。

水分補給と便通への影響

タイミング期待できる働き注意点
朝起きた直後腸が刺激され、便意を感じやすくなる冷たい水を一気に飲むと下痢につながることもある
食事中・食後食物繊維と合わせて水分を摂取すると便が柔らかくなる食事制限中でも水分はしっかり摂る
運動前・運動後体内の水分バランスを保ち、便の通りをスムーズにするスポーツドリンクの糖分過多に注意
就寝前腸内を潤し、翌朝の排便を助ける飲みすぎると夜間のトイレが増え、睡眠の妨げになる

腸にいい食事の具体例と簡単レシピ

ここでは忙しい方にも実践しやすい腸にいい食事の提案や、簡単に作れるレシピをいくつか取り上げます。毎日少しずつでも発酵食品や食物繊維を摂取する機会を増やすことが、腸内環境の改善につながります。

朝食におすすめの組み合わせ

朝は腸が最も活発に動きやすい時間帯であるため、食物繊維や乳酸菌を摂る絶好の機会で、ヨーグルトにオートミールやバナナを混ぜ、はちみつを少量かけて食べると、便秘の改善にも役立ちます。

コーヒーやお茶ではなく、白湯や常温の水を一緒にとるとさらに便意を促しやすくなります。

スープや味噌汁で食物繊維を摂る

野菜やきのこ類、海藻などをたっぷり入れたスープや味噌汁は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を同時に取り込みやすいメニューです。

味噌汁なら大豆由来の発酵成分も摂取できます。塩分のとりすぎに注意しながら、具だくさんの汁物で腸を温めましょう。

腸にいい食材を使ったメニュー例

  • 納豆キムチ丼(納豆+キムチ+温泉卵)
  • バナナとオートミールのヨーグルト和え
  • 豆腐とわかめの味噌汁(ねぎやきのこを加えても良い)
  • きのことごぼうのスープ(オリゴ糖・食物繊維が豊富)
  • 野菜炒めにオリゴ糖豊富な玉ねぎやにんにくを加える

外食・中食のときの工夫

忙しくて外食や弁当が多い場合でも、できるだけ野菜が入ったサラダやみそ汁を追加したり、乳酸菌飲料を購入して補ったりするなどの小さな工夫で腸内環境を整えやすくなります。

摂取カロリーばかりを気にせず、食物繊維や発酵食品をどう取り入れるかにも目を向けることが大切です。

外食時に意識したいこと

シチュエーション選び方のポイント
ラーメン店野菜たっぷりのメニューを選ぶ野菜味噌ラーメン、トッピングに海藻など
コンビニ弁当サラダや野菜スープ、発酵食品を一緒に買うサラダチキン+ゆで卵+ヨーグルト
ファストフード野菜のサイドメニューや乳酸菌飲料を追加サイドサラダ、ヨーグルトドリンク
居酒屋やレストラン発酵食品を含むメニューや野菜料理を取り入れる漬物盛り合わせ、納豆・山芋料理など
持ち帰り総菜やデリメインが揚げ物や肉でも副菜で野菜・きのこを補うきんぴらごぼう、ひじき煮、豆腐料理など

便秘や下痢、気になる症状が続く場合

腸内環境を整えるには、毎日の地道な取り組みが基本になりますが、食事や生活習慣を見直しても便秘や下痢が繰り返し起こる場合や、腹痛などの症状がある場合は消化器科などの医療機関を受診すると安心です。

ここでは腸の不調を放置した場合のリスクや、早めに専門家の診察を受けるメリットに触れます。

長引く便秘が招くトラブル

便秘が続くと腸内に便が溜まって悪玉菌が増えやすくなり、肌荒れや口臭、疲労感などを起こしやすくなり、さらに便が硬くなると肛門に負担がかかり、痔などを誘発するリスクも高まります。

こうしたトラブルを予防するためにも、早めの対策が重要です。

下痢が続く場合

慢性的な下痢は体内の水分や栄養素が吸収されにくくなるため、脱水や栄養不足の原因になり、悪玉菌が増えて腸内が過敏になり、トイレに行く回数が増えることで生活の質が下がることも少なくありません。

生活習慣だけでは改善しない場合は、専門的な治療が必要になることがあります。

便通の不調と考えられる原因

  • 繰り返す便秘
    • 過度の水分・食物繊維不足
    • 排便の我慢や不規則な生活
  • 下痢が長期間続く
    • 食事内容(脂っこいもの、刺激物)の偏り
    • ストレスや腸内細菌バランスの乱れ
  • 便秘と下痢をくり返す
    • 過敏性腸症候群などの疑いもある

病気の可能性を見逃さない

便秘や下痢以外にも、血便や激しい腹痛、体重の急激な減少などが見られる場合は、大腸ポリープや炎症性腸疾患、大腸がんなどの病気が隠れている可能性があります。自己判断で放置せず、医師に相談すると安心です。

消化器科の受診で得られる利点

消化器科を受診すれば、便や血液検査、内視鏡検査などを通じて正確に原因を突き止められ、生活習慣の改善だけではなかなか解決しない慢性的な症状も、治療や薬の処方で緩和する場合があります。

医師からのアドバイスを受けながら、腸内環境を整えていくのがスムーズです。

受診の目安となる主な症状

症状具体例対応
便秘1週間以上排便がなく、お腹の張りや痛みが強い食事指導や便秘薬を含む治療
下痢1週間以上の頻回な下痢、血便が混じる食事内容のチェックや整腸剤、内視鏡検査など
慢性的な腹痛や腹部不快感便秘と下痢をくり返し、痛みが治まらない過敏性腸症候群の疑いなどで詳細な検査が必要
急激な体重減少意識していないのに体重が減り、お腹の不調が続く炎症性腸疾患や腫瘍性疾患の可能性を検討

まとめ

腸にいい食べ物を選び、毎日の食生活に発酵食品や食物繊維を多く取り入れることで、腸内細菌のバランスが保たれやすくなり、便通や体調の改善につながりやすくなります。

適度な運動や十分な睡眠を含めた生活習慣の見直しも組み合わせれば、より効果的に腸活を進められます。

それでも長期にわたる便秘や下痢、腹痛などがある場合には、早めに専門家への受診を検討すると安心です。


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この記事を書いた人

Dr.中村文保のアバター Dr.中村文保 医療法人社団心匡会 理事長

金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

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