Dr.中村文保– Author –
Dr.中村文保
医療法人社団心匡会 理事長
金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
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内視鏡検査
大腸内視鏡検査の間隔はどのくらいが適切なのか
大腸内視鏡検査、いわゆる大腸カメラについて、一度検査を受けたら次はいつ受ければ良いのか、疑問に思う方は少なくないでしょう。 検査の間隔は、個人の年齢や健康状態、前回の検査結果、家族の病歴など、さまざまな要因によって変わります。 この記事で... -
腹痛
右下腹部の痛みを伴う下痢と大腸カメラでの精密検査
突然の右下腹部の痛みと下痢の症状が現れると、多くの方が大きな不安を感じます。それは、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)のような、緊急の対応を要する病気のサインである可能性も否定できないからです。 この記事では、右下腹部の痛みと下痢を起こす可能性の... -
内視鏡検査
腹部膨満感を伴う下痢症状と消化管内視鏡検査の必要性
お腹がゴロゴロ鳴り急な便意と共に下痢が続き、それに加えて、お腹がパンパンに張るような不快な膨満感。このような症状が同時に現れると、日常生活にも支障をきたし、大きな不安を感じる方も少なくないでしょう。 一時的なものであれば様子を見ることもで... -
腸
便秘による寒気と体調不良の関連性 – 受診の目安
便秘は、多くの人が一度は経験する非常に身近な症状ですが、便秘が長引くことで、体はさまざまなサインを発します。その一つが、無関係に思える寒気です。 その他にも、原因不明の頭痛や繰り返す肌荒れ、気分の落ち込みといった全身の体調不良が、腸内の問... -
内視鏡検査
運動時の下痢症状と大腸内視鏡検査による基礎疾患の確認
健康増進や体力維持のために運動を習慣にしている人は多いでしょう。しかし、ランニングやトレーニングの最中、あるいはその直後に急な腹痛や下痢に見舞われる経験を持つ人も少なくありません。 これは一般的にランナーズ下痢とも呼ばれ、多くは一時的な生... -
内視鏡検査
内視鏡治療の止血手技とクリップの使用方法について
内視鏡を用いた検査や治療の過程で、消化管からの出血を止めるための専門的な処置を内視鏡的止血術と呼びます。 数ある手技の中でも、小さな金属製の器具であるクリップを用いた止血方法は、高い安全性と有効性から現代の消化器診療において広く行われてい... -
内視鏡検査
大腸内視鏡検査における鎮静剤使用の有無
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、大腸がんやポリープといった病変を早期に発見するために非常に重要な検査です。 しかし、検査に対して痛みや不快感といった強い不安を感じる人も少なくありません。その不安を和らげるための有力な選択肢の一つとして、鎮... -
内視鏡検査
小腸の精密検査に使用するダブルバルーン内視鏡の特徴と手順
原因不明の消化管出血や腹痛など、小腸の病気が疑われる場合、診断はこれまで容易ではありませんでした。 口から入れる胃カメラや肛門から入れる大腸カメラでは、全長6〜7メートルにも及ぶ長い小腸の大部分を観察することが困難だったためで、これを克服す... -
腸
便秘による運動不足と腸内環境の関係 – 改善のポイント
便秘と運動不足、多くの人が抱えるこの二つの悩みは、互いに深く影響し合っています。 運動不足が腸の動きを鈍らせて便秘を招く一方で、便秘によるお腹の張りや不快感が、体を動かす意欲を奪ってしまうという悪循環に陥ることも少なくありません。 この記... -
内視鏡検査
嘔吐を伴う下痢症状と上部・下部内視鏡検査の実施時期
突然の嘔吐と下痢の症状は、非常につらく、日常生活にも大きな支障をきたします。多くの場合、原因はウイルスや細菌による急性胃腸炎ですが、中には注意が必要な病気が隠れていることもあります。 特に、自己判断での薬の使用は、かえって症状を長引かせた...
