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常に下痢の症状が出る方へ – 大腸カメラ検査による原因特定

常に下痢の症状が出る方へ - 大腸カメラ検査による原因特定

多くの方が悩む下痢の症状には、食後すぐにお腹を下してしまうものから、神経の緊張が関わるケース、さらに慢性的に続くものなどさまざまなパターンがあります。

原因を特定せずに放置すると生活の質が低下し、通勤や外出にも支障をきたす可能性があり、大腸カメラ検査を活用し、腸内の詳細を調べることで原因を見つけやすいです。

検査前に知っておきたいポイントや考えられる病気について解説します。

目次

大腸カメラ検査が重要とされる理由

下痢の症状が長引く場合や、常に下痢が続いてしまう方は、根本的な原因を突き止める必要があり、大腸カメラ検査を行うことで、目視による直接的な観察ができ、炎症や病変の有無を確認しやすくなります。

また、ポリープの有無や腫瘍性病変の早期発見にもつながるため、下痢の症状に悩む方だけでなく将来的なリスク管理を考える上でも大切です。

なぜ下痢の原因特定が大切なのか

下痢を繰り返す方の中には、食事内容の偏りや過敏性腸症候群などの機能性疾患が含まれますが、潰瘍性大腸炎やクローン病など慢性炎症性腸疾患の可能性も捨てきれません。

放置すると症状が悪化するだけでなく、腸内環境の乱れが体全体の健康に影響を及ぼす恐れがあります。

大腸カメラ検査と下痢の関係

大腸カメラ検査では、腸の粘膜状態を直接確認でき、慢性的に下痢が続く方の粘膜が炎症を起こしていないか、ポリープのような異常増殖がないかを確認することで、診断を確立しやすくなります。

病変の早期発見につながる利点

大腸ポリープは放置するとがん化のリスクが高まる場合があり、下痢の原因が別にあったとしても、同時に発見できる病変があれば、治療方針の見直しが早期に行える点が注目されています。

大腸内の状態を知っておくことで、安心感を得やすくなる点もポイントです。

下痢の症状が続く方の見落としがちなリスク

原因不明の下痢だと「軽度の食中毒だろう」「一時的な体調不良だろう」などと考えてしまいがちですが、数週間以上続く場合や、痛みや便に血液が混じるなどの症状がある場合は、重大な病気が潜んでいることも否定できません。

大腸カメラ検査で内部の状態を確かめることで、診断の精度が高まります。

下痢の症状を見過ごすリスク

  • 腸内炎症が慢性化して進行する
  • 胃腸以外の部位へ二次的影響が及ぶ
  • 体力低下や栄養不良を引き起こしやすい
  • 貧血や脱水などの合併症を招く恐れがある

下痢のメカニズムと多岐にわたる原因

下痢は、腸管内の水分が十分に吸収されず便が緩くなる状態で、原因は細菌・ウイルス感染のような急性のものから、食品添加物による腸管の刺激、ホルモンバランスの乱れ、神経の緊張状態からくる下痢など多彩です。

常に下痢が続く方は複数の要因が重なっていることもあり、原因が分からないままだと対症療法に終始してしまいます。

感染性と非感染性の違い

感染性下痢は細菌やウイルスが原因で起こり、急激な症状が出やすい特徴があり、一方で非感染性の下痢は、生活習慣や食習慣、アレルギー反応、心理的ストレスなどが関連し、症状の出方が比較的ゆるやかである場合が多いです。

食後すぐにお腹を下しやすい方の特徴

食後すぐに下してしまう場合、胃腸が過敏になっている可能性があり、これには急性のものだけでなく慢性的な原因も含まれ、消化機能の障害やホルモンバランスの乱れなどが関係していることがあります。

短時間で排便があるため、充分に栄養を吸収できず体調の変化を招くことが少なくありません。

神経的要因が引き起こす下痢

神経性の下痢とも呼ばれるように、強い緊張やストレスで自律神経が乱れ、大腸の運動機能が過度に活性化されると下痢が起こりやすいです。

過敏性腸症候群の一種として知られ、精神的な要因を取り除かないと症状が慢性化する場合があります。

常に下痢が続く方への一般的な対処法

原因が明確でない場合は、市販薬や経口補水液で症状を抑える方が多いですが、根本的な解決にならないケースもあり、生活習慣の改善やストレスケアだけでなく、医療機関での検査を通して腸内をしっかり観察する手段が必要です。

下痢の原因

原因のタイプ具体例影響する主な要因
感染性細菌性胃腸炎、ウイルス感染旅行先での不衛生な環境など
非感染性(食生活)食物アレルギー、刺激物過多香辛料の摂りすぎなど
非感染性(神経性)過敏性腸症候群、ストレス自律神経の乱れ
非感染性(ホルモン)甲状腺機能異常、糖尿病の影響体内のホルモンバランス変化

食後すぐにお腹を下す方が意識すべきポイント

食事をとって短時間で排便欲求が起こる場合、胃・小腸・大腸が過度に活動していることが考えられ、この状態が続くと、必要な栄養素を吸収しにくくなるだけでなく、腸粘膜が刺激され炎症を起こす恐れもあります。

大腸カメラ検査で腸内を直接見ておくと、後の治療計画が立てやすくなります。

消化吸収が不十分になる理由

食後すぐに下してしまうと、食物が十分に消化されないまま大腸へ送られ、吸収されるべき栄養素まで排出されることになり、慢性的に続くと栄養不足や体力低下の原因となり、疲れやすさや体重減少などが顕著に現れることがあります。

誤ったセルフケアによる悪化

食後に腸が過敏になるからと、食事量を極端に減らしてしまったり、過度な下痢止め薬の使用に頼ったりすると、腸内環境がかえって悪化する場合があります。

自己判断で対処するのではなく、専門家の意見を聞いて適切な治療方針を選ぶことが重要です。

大腸カメラ検査で確認できるポイント

食後すぐに症状が出る方の腸粘膜に、過度の炎症や微小な潰瘍がないかを調べることができ、また、ポリープが見つかった場合には、その場で切除できる場合もあり、将来的なリスク低減にもつながります。

食後に下しやすい方が注意したい食生活

  • 脂肪分の多い料理を控える
  • 冷たい飲み物や刺激物をとりすぎない
  • よく噛んでゆっくり食事を進める
  • 食後の急激な運動は避ける

神経の緊張による下痢が疑われる場合

神経性の下痢は、自律神経の乱れによって大腸の動きが過剰になり、常に腸が活発に動いてしまう状態です。仕事や受験勉強など精神的ストレスが強い状況にある場合、腸内環境が変化して食後だけでなく日常的に下痢を繰り返すことがあります。

神経性の下痢と過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は精神的な要因が大きく、下痢だけでなく便秘や腹部膨満感が続くケースもあります。

精神面のケアと腸内環境の改善を並行して行うことで症状が和らぐ可能性がありますが、その過程で器質的な病変が併発していないかをチェックする意味でも大腸カメラ検査が視野に入ります。

ストレスホルモンが及ぼす影響

ストレスが増大するとコルチゾールなどのホルモンが分泌され、腸の運動神経が過度に刺激され、常に下痢が続いてしまう方の場合、心身両面からのアプローチが必要です。

適度な運動やリラックス方法を取り入れ、腸内だけでなく自律神経のバランスを整える視点が求められます。

神経性の下痢を見極めるための検査

神経の影響が強いと考えられる場合でも、大腸内に物理的な病変が隠れている可能性を排除するために、大腸カメラ検査が行われることがあります。

心理的ケアだけで症状が改善しない方は、医師の判断を仰いで腸管の状態を確認することが望ましいです。

神経性の下痢と関連しやすい要素

要素具体的例起こりやすい状況
自律神経の乱れ常に緊張状態にある試験や仕事のプレッシャー
生活リズムの崩れ睡眠不足、昼夜逆転不規則な勤務形態
運動不足血行不良による代謝低下デスクワーク中心の生活
過剰なカフェイン摂取エナジードリンクやコーヒーの飲みすぎ集中力維持のための常飲習慣

常に下痢が続く方に多い疾患の可能性

慢性的に下痢が続く場合、機能性の問題だけでなく炎症性腸疾患の可能性を考慮することが大切です。

潰瘍性大腸炎やクローン病をはじめとする疾患は、治療によって症状をコントロールできるケースがある一方で、自己判断での放置は合併症を起こすリスクが高まります。

潰瘍性大腸炎やクローン病の特徴

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に限局した潰瘍を形成しやすく、下痢や血便、腹痛が慢性的に続くことが特徴です。クローン病は口から肛門まで消化管のあらゆる部位に炎症が起こる可能性があり、繰り返す腹痛や下痢、栄養吸収不良などがみられます。

大腸ポリープや大腸がんのリスク

下痢が持続することで大腸ポリープや大腸がんのリスクが増えるわけではありませんが、下痢の症状をきっかけに大腸カメラ検査を行い、予期せぬ病変が発見される場合もあります。

ポリープの一部は切除して病理検査に回せるため、早期発見・早期対策により治療方針を立てやすいです。

過敏性腸症候群との鑑別

下痢を繰り返す場合、過敏性腸症候群と診断されることがありますが、器質的な病変(潰瘍やポリープなど)がないかどうかを確認してからの診断が重要です。

神経が原因の症状と炎症性の症状が混在しているケースもあるため、正確な区別をするためにも大腸カメラ検査が役立ちます。

下痢が続く状態に関連する主な疾患

疾患名主な症状特徴
潰瘍性大腸炎血便、腹痛、下痢大腸の粘膜に限局した炎症
クローン病持続性の下痢、発熱消化管のあらゆる部位に炎症が起こる
大腸ポリープ無症状が多い放置するとがん化リスクが高まる
過敏性腸症候群下痢・便秘・腹部不快感神経的要因が強い機能性疾患

長期間の下痢を軽視してはならない理由

  • 栄養不足により体重減少や疲労感が強まる
  • 炎症による腸管ダメージが進行する恐れ
  • 病変を見落として重症化するリスクがある
  • ストレスとの併発で生活の質が大幅に低下する

大腸カメラ検査の流れと準備で知っておきたいこと

大腸カメラ検査は下部消化管の観察を目的とした検査で、腸内を直接確認でき、下痢に悩む方や食後すぐにお腹を下す症状がある方にとって、検査を受けることで具体的な原因を突き止められる可能性が高まります。

準備としては、腸内をきれいにして視野を確保するための下剤の服用などが必要です。

大腸カメラ検査の主な手順

大腸カメラ検査は専用の内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体をモニターで映し出しながら観察し。検査時には空気や二酸化炭素を送り込むことで腸管を膨らませ、粘膜の隅々までチェックしやすくなります。

検査中にポリープが見つかれば、そのまま切除を行うケースもあります。

検査前日の過ごし方と下剤の使用

検査前日は消化に優しい食事をとり、水分摂取もしっかり行い、また、夜には下剤を飲んで腸内をきれいにしておく必要があります。完全に排便が透明な水様になるまで続けることで、腸内の観察がより明瞭になります。

痛みや不快感への対処

大腸カメラ検査に対して「痛そう」というイメージを持つ方も多いですが、鎮静剤の使用や医師の技量によって不快感は軽減される傾向です。

近年は検査機器の進歩によって検査時間が短縮され、負担が少なく済む場合もありますが、不安が強い方は事前に医療機関へ相談しましょう。

検査を受けることで得られる安心感

大腸カメラ検査で異常が見つからなければ、その後の生活改善やストレスケアに専念でき、ポリープや炎症が見つかった場合でも、早期治療につなげることで症状悪化を防ぐチャンスが高まります。

検査前日・当日の準備

  • 消化に優しい食事(おかゆ、うどんなど)を選ぶ
  • 水分補給はこまめに行う
  • 下剤を用いて大腸内を空に近い状態にする
  • 当日は検査着に着替えやすい服装を用意しておく

大腸カメラ検査の注意点

項目内容参考にしたいケース
食事制限低残渣食で消化しやすいものを選ぶ下痢を起こしやすい方、胃腸が弱い方
水分摂取水やお茶を多めに取り、脱水を防ぐ下剤を飲むため、脱水症状を防ぎたい方
下剤の飲み方医師の指示に従い、決められた時間内に服用排便状態を確認しながら行う必要がある
検査当日の服着脱しやすい前開きの服装などが望ましい細かな準備でストレスを減らしたい方

大腸カメラ検査を受ける際の注意点

大腸カメラ検査は、下剤による腸内洗浄や内視鏡の挿入など身体的負担もあり、緊張しやすい検査であるものの、検査後には原因究明に役立つ具体的な情報を得られるため、常に下痢が続く方にとって大切な機会となります。

検査前の体調管理

検査直前は体調を崩さないように意識する必要があります。風邪をひいていたり、発熱があると検査を延期せざるを得ない場合があります。また、前日の食事制限と水分補給が不十分だと、排便状況に影響が出て腸内洗浄が不完全になりやすいです。

検査当日の移動手段

検査後は鎮静剤の影響が残る場合があり、車の運転は控えたほうがよく、交通機関を利用した移動や家族の送迎を検討すると安心です。検査前に医療機関へ相談し、当日の動き方を決めておきましょう。

検査後の注意点

大腸カメラ検査の後は、腸内に入れた空気や二酸化炭素による腹部膨満感を覚えるケースがあります。

また、ポリープ切除などの処置を受けた場合は、出血リスクを考慮して食事内容や運動を制限する指示があるため、医師からの説明をしっかり聞いて従ってください。

検査を控える方が心がけたいこと

  • 定期的に体温を測り、体調を整える
  • 腸に負担が少ない食生活を心がける
  • 十分な睡眠を取り、疲れを溜めない
  • 精神的な負荷を軽くするための気分転換を取り入れる

大腸カメラ検査直後の経過観察

観察項目具体的なチェック内容注意すべき場合
腹部の痛み検査による刺激が残っていないか激しい痛みが持続する場合
出血の有無トイレ時に便やトイレットペーパーを確認赤色や黒色の便が多量に出る場合
発熱体温が上昇していないか37.5℃以上で続く場合
食事後の違和感腹痛や下痢が検査前より増していないか食事が摂れないレベルで痛む場合

自宅での安静の仕方

ポリープ切除や生検を行ったあと、腸内に小さな傷が残っている場合があります。

無理な運動やアルコール摂取は避け、医療機関からの指示があるまでは静かに過ごすと安全です。早めに日常生活に戻るためにも、指示を守って回復を促すことが重要です。

大腸カメラ検査後に気をつけたい生活のヒント

  • アルコールや刺激物をしばらく控える
  • 温かいスープや胃腸に優しい食事で回復をサポート
  • 入浴や運動は医師の指示が出るまで控える
  • 排便の色や状態を数日は意識して観察する

よくある質問

大腸カメラ検査については「どのくらいの費用がかかるのか」「検査後の下痢は続くのか」などの疑問が寄せられています。常に下痢に悩む方にとって、検査のメリットやデメリットを把握しておくことは不安解消につながるでしょう。

大腸カメラ検査の費用はどのくらいかかりますか?

受診する医療機関や検査内容、保険の種類によって異なりますが、一般的に保険適用の場合は数千円から数万円程度の幅があるようです。ポリープ切除を行った場合、追加費用が発生する場合があります。

常に下痢が続く状態でも検査は受けられますか?

受けられます。ただし、症状が重い場合や脱水症状がみられるときは、医師の判断で状態が安定してから行う場合もあります。事前の診察で症状を詳しく伝え、検査日程を相談するとスムーズです。

検査後に下痢は悪化しないのでしょうか?

腸内に空気や二酸化炭素を入れるため、一時的に腸が刺激されやすくなることはあります。

ただし、慢性下痢の原因を明確にしないまま放置しておくより、検査で対処法を見いだすほうが長期的には負担が軽減される可能性が高いです。

ポリープが見つかった場合、当日切除が必要ですか?

ポリープの大きさや形状によっては当日切除が行われることもあります。リスクを検査前に医師から説明されるので、不安な方はしっかりと話を聞き、疑問点を質問すると安心です。

普段から神経の緊張が強いほうですが、どう対策したらいいですか?

自律神経を安定させる工夫として、ゆるやかなストレッチや深呼吸の習慣をつける、適度な運動で血行を良くするなどが考えられます。

加えて、精神的に負担を感じる状況を整理し、医療機関へ相談するとさらに効果が期待できます。

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この記事を書いた人

Dr.中村文保のアバター Dr.中村文保 医療法人社団心匡会 理事長

金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

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