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大腸内視鏡検査当日の流れと服装の注意点

大腸内視鏡検査当日の流れと服装の注意点

大腸内視鏡検査は、大腸の病気を早期に発見するために非常に重要な検査ですが、初めて受ける方にとって「当日どうなるのだろう」「どんな服を着ていけばいいのだろう」といった不安はつきものです。

事前の準備から当日の流れ、検査後の過ごし方までを理解しておけば、格段に不安なくスムーズに受けることができます。検査を成功させる鍵は、正しい食事制限と下剤の服用による腸内環境の準備、検査を快適に進めるための服装です。

この記事では、前日からの準備、当日の詳細な流れ、服装の選び方を説明します。

目次

大腸内視鏡検査を受ける前の心構えと準備

大腸内視鏡検査を無事に終えるためには、心構えと計画的な準備が極めて重要です。

検査に対して過度に緊張する必要はありませんが、医師や看護師からの指示をしっかりと守り、腸を空っぽにするための準備に集中することが検査の成功に直接繋がります。

検査の目的と意義を理解する

大腸内視鏡検査は、大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患などを早期に発見できる、最も精度の高い検査の一つです。ポリープが見つかった場合、その場で切除できる施設が多く、がんの予防にも繋がります。

検査を受ける意味を正しく理解することで、検査前の面倒な準備にも積極的に取り組む気持ちが生まれます。単なる「つらい検査」ではなく、「自分の健康を守るための大切な時間」だと認識を変えることが、心構えの第一歩です。

医療機関からの指示書を読み込む

検査の準備内容は、医療機関によって細部が異なる場合があるため、事前に渡される検査案内書や同意書、食事に関する注意事項などの文書は、必ず隅々まで目を通し、不明点を残さないようにしましょう。

特に、服用中の薬に関する指示や、下剤を飲む時間、検査当日の来院時間などは、検査の進行に大きく関わるため、メモを取るなどして徹底的に確認してください。

当日に向けて体調を整える

検査が予定通り行えるよう、検査前日は十分に睡眠を取り、体調を万全にしておくことが大切です。風邪や発熱などの症状がある場合は、すぐに医療機関に連絡し、検査を実施できるか確認してください。

体調が優れない状態で下剤を飲むと、体への負担が大きくなり、気分が悪くなる可能性もあります。日頃から規則正しい生活を心がけ、検査日を迎えましょう。

検査前の準備で気をつけたいこと

検査の準備をスムーズにするためのポイントをまとめました。

  • 検査前日までに必要な書類(同意書など)に記入を済ませる。
  • 検査後の帰宅手段や、付き添いの必要性を確認しておく。
  • 検査前日と当日のスケジュールを家族や職場に伝えておく。

検査前日までの食事制限と下剤の服用

大腸内視鏡検査を成功させるために最も重要で、かつ多くの人が不安を感じるのが、検査前日までの食事制限と、検査当日の朝に行う下剤の服用です。

腸内に便が残っていると、内視鏡の挿入や観察が妨げられ、小さな病変を見逃すリスクが高まるため、前日の準備は検査の質を左右します。

検査前日の食事の選び方

検査前日の食事は、消化が良く、腸に残りにくいものを選ぶ必要があります。繊維質の多いものや脂肪分の多いものは、消化に時間がかかり、腸に残りやすいため避けてください。

消化管の壁に貼り付く繊維質や油分の多い食品も、避けるべきです。繊維質は内視鏡の視界を遮り、油分は消化液の分泌を促して腸の動きを活発化させ、検査中に不快感を与える可能性があります。

低残渣食とは、食べてすぐに消化吸収され、便として残るカスが少ない食事のことです。鶏のささみや白身魚は良質なタンパク源ですが、調理法は揚げるのではなく、煮るか蒸すかにしてください。

特に種や皮のある果物、海藻類、きのこ類は、検査の妨げになる代表的な食品で、検査の数日前から段階的に摂取を控えることが重要です。

前日に控えるべき食品と食べられる食品

区分食べられる食品(例)控えるべき食品(例)
主食白米、うどん、食パン(耳なし)玄米、そば、ラーメン、パスタ
野菜・海藻じゃがいも(皮なし)、大根(煮たもの)きのこ類、海藻類、ごぼう、ネギ
タンパク質鶏むね肉(皮なし)、豆腐、白身魚脂身の多い肉、貝類、揚げ物全般

水分補給の注意点

食事制限中も、十分な水分補給は大切です。ただし、牛乳や果肉入りのジュースなど、腸に残りやすい飲み物は避けてください。

水、お茶(麦茶、ほうじ茶など)、透明なリンゴジュース、具のないスープなどを選びましょう。下剤を服用する前後は、脱水予防のためにも意識的に水分を摂取してください。

就寝前の下剤服用と意味

多くの医療機関では、検査前日の夜に、少量の緩下剤を服用するよう指示があります。これは、翌朝服用する大量の下剤の効果を高め、便を排出しやすい状態に整えるための準備です。

下剤は指示された時間帯に服用し、服用後は早めに就寝するように心がけましょう。服用を忘れると、翌朝の腸管洗浄が計画通りに進まなくなることがあるので注意が必要です。

検査当日の朝にやるべきこと

大腸内視鏡検査当日は、朝一番に医療機関で指定された腸管洗浄剤(下剤)を飲み始め、排泄物を完全に透明にする必要があります。

この作業は時間がかかり、体力を消耗することもありますが、医師が病変を見つけ出すために欠かせない作業です。指示された服用方法と時間厳守で、慎重に、かつ計画的に進めていきましょう。

腸管洗浄剤(下剤)の正しい服用方法

腸管洗浄剤は、種類によって味や量が異なりますが、一般的に2リットル程度の量を数時間かけて飲みます。

飲むペースは、早く飲みすぎると吐き気を感じやすくなり、遅すぎると検査時間に間に合わなくなるため、指示されたペースを守ることが大切です。

1時間に500ミリリットルを目安に、コップ1杯分を10~15分おきに飲むなど、時間を意識しながら服用してください。

腸管洗浄剤は、腸から水分を吸収するのを防ぎ、水分を保持したまま便として排泄させることで腸内を洗浄するため、定められた量を飲み切ることが非常に重要です。

途中で吐き気や腹部の不快感が強くなった場合は、飲むペースを一時的に落とし、立ち上がって少し歩いたり、深呼吸をしたりして体調を整えてください。

自己判断で服用を中断したり、飲む量を減らしたりすると、腸内が綺麗にならず検査が延期になる可能性があるので、必ず事前に指示された対応方法に従いましょう。

検査当日の主な流れ

時間帯(目安)行うこと注意点
起床後すぐ指定された下剤の服用開始飲むペースを守り、急いで飲まない
排便開始後排便の状態を記録または確認排泄物が黄色透明になるまで続ける
来院1~2時間前下剤の服用を終える、水分補給を控える排便が止まったことを確認する

排便状況の確認と判断基準

腸管洗浄剤の服用が進むと、数回排便があり、徐々に便が水状になり、最終的には薄い黄色や透明に近い状態になります。この透明な水になった状態が、検査に適した腸内環境が整ったサインです。

まだ固形物や濁りが残っている場合は、追加の水分摂取や、医療機関への確認が必要で、自己判断せず、必ず指示書に記載されている判断基準を確認しましょう。

検査時間までの過ごし方

下剤の服用が完了し、排便が落ち着いた後は、体調を整えるために静かに過ごしましょう。検査まで時間が空く場合は、寒くならないよう注意し、リラックスできる体勢で待機してください。

検査直前まで大量の水を飲み続けると、検査中に胃に水分が残る可能性があるため、来院の1時間前からは水分の摂取も控えるのが一般的です。

検査を快適にするための適切な服装

大腸内視鏡検査は、下着の調整や検査着への着替えが必要になるため、服装選びが当日のスムーズさと快適さに直結します。検査着に着替えることを前提に、着脱が簡単で締め付けのない服装を選ぶことが大切です。

脱ぎ着しやすい服装を選ぶ

検査当日は、多くの場合、専用の検査着(ハーフパンツやガウン)に着替えるため、上下ともに脱ぎ着に時間のかからない服装を選びましょう。

当日の服装選びのポイント

  • 上下セパレートの服装(ワンピースは避ける)。
  • 前開きのシャツやブラウス、パーカーなど、すぐに脱げる上着。
  • ウエストを締め付けないゴムのパンツやスカート。

検査着に着替える際に手間取ると、気持ちも焦ってしまうものです。ボタンやファスナーが多い服、タイトなジーンズなどは避けて、ゆとりのある素材のものを選ぶようにしてください。

アクセサリーと貴重品の管理

検査中、ネックレス、イヤリング、指輪などのアクセサリー類は外すよう求められる場合が多いため、最初から身に着けていかないことをおすすめします。

検査を安全に行うため、また紛失を防ぐためにも、自宅に置いていくのが賢明です。多額の現金や貴重品も持たずに、必要最低限のものだけを持っていくように心がけてください。

足元は履きやすい靴を選ぶ

病院内を歩く際や、下剤服用後に何度もトイレに行く際など、足元の快適さも大切です。脱ぎ履きが容易なスリッポンやスニーカーを選び、ヒールの高い靴やブーツは避けてください。

体調が優れない場合に備え、足元が安定していることも大事な要素です。

病院到着から検査室入室までの流れ

病院に到着してからの流れを把握しておくことで、当日の不安は大きく解消されます。受付で来院を伝えてから、検査着に着替え、前処置室で最後の準備を行うまで、一連の流れがあります。

受付と最終確認

病院に到着したら、まずは受付で健康保険証や診察券を提示します。提出を求められた書類(同意書など)を忘れずに提出してください。

看護師から現在の体調や下剤の服用状況、排便の状態について最終確認が行われ、この時に正直に状況を伝えることが、検査の安全性を高める上で重要です。体調の変化があれば、ためらわずに伝えましょう。

検査着への着替えと前処置室での待機

説明を受けた後、更衣室などで専用の検査着に着替えます。多くの場合、検査着は下半身がオープンになっているハーフパンツや、お尻の部分に穴が開いたタイプのものです。

着替えが終わったら、前処置室(リカバリールーム)へ移動し、検査時間まで待機します。待機中、緊張を和らげるために音楽を聴いたり、本を読んだりしてリラックスする時間を作りましょう。

病院到着から検査室入室までの手順

手順内容所要時間(目安)
受付保険証、診察券、同意書の提出5分
着替え専用の検査着(ガウンなど)に着替える10分
最終問診排便状態、体調の最終チェック5~10分

検査室への入室と準備

名前が呼ばれたら、検査室に入室します。検査台に横になり、内視鏡が挿入しやすい体勢をとります。

この時、点滴のルート確保(鎮静剤を使用する場合)や、血圧・脈拍を測るモニターの装着などが行われます。看護師が声かけしてくれるので、不安な点があればこのタイミングで伝えてください。

検査中の流れ

大腸内視鏡検査は、内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体を観察する検査です。検査自体は通常20分から40分程度で終了しますが、腸の形状や過去の手術歴などによって個人差があります。

検査中の流れ

検査が始まると、まず医師が内視鏡を直腸から挿入し、大腸の奥へと進めていきます。観察をスムーズにするため、大腸内に少量の空気や炭酸ガスを注入し、大腸を膨らませます。

このガスが張りのような不快感を起こすことがありますが、炭酸ガスを使用している場合は、空気よりも早く体内に吸収されるため、検査後の不快感が少なくて済みます。

医師は内視鏡をゆっくりと引き抜きながら、大腸の粘膜を詳細に観察し、病変がないか確認します。

苦痛を軽減するための鎮静剤の活用

検査中の痛みや不快感を和らげるために、希望者には鎮静剤を使用できる医療機関が多くあります。鎮静剤を使うことで、眠っているような状態で検査を受けられ、苦痛を感じることはほとんどありません。

内視鏡検査に強い抵抗がある方や、以前の検査でつらい経験をした方は、事前に医師に相談し、鎮静剤の利用を検討してください。

鎮静剤の副作用は個人差がありますが、主なものとしては眠気やふらつき、稀に頭痛や吐き気などがありますが、休養室で安静にすることでほとんどが解消されます。

副作用を最小限に抑えるため、検査中は血圧や脈拍を常にモニターしています。もし気分が悪くなったり、異常を感じたりした場合は、すぐに看護師に伝えてください。

検査を快適にするためのポイント

工夫効果注意点
鎮静剤の使用検査中の痛みや不快感を軽減する検査後の運転は絶対にできません
炭酸ガスの使用検査後のお腹の張りが早く解消されるすべての施設で利用できるわけではない
深呼吸をする緊張を和らげ、お腹の張りを分散させるリラックスを意識することが大切

ポリープ切除と生検の実施

観察中にポリープや怪しい病変が見つかった場合、医師は患者さんの同意のもと、その場で切除(ポリペクトミー)を行ったり、組織の一部を採取(生検)したりすることがあります。

ポリープ切除はがん予防に繋がる重要な処置ですが、切除後は出血を避けるために安静が必要なので、処置が行われた場合は、検査後の注意事項が追加されるため、医師の説明をしっかりと聞いてください。

検査終了後の過ごし方と注意点

大腸内視鏡検査が終わった後も、安全と正確な結果のためにいくつかの注意点があります。特に鎮静剤を使用した場合は、完全に効果が切れるまで休養室などで安静にする必要があります。

検査中にガスを注入したことによるお腹の張りは、時間の経過とともに解消されていきますが、その後の食事や生活上の注意を守ることが大切です。

休養室での安静と回復

検査終了後、鎮静剤を使用した方は、休養室で30分から1時間程度、ゆっくりと体を休めます。鎮静剤の影響でふらつきや眠気が残ることがあるため、完全に意識がはっきりするまで、勝手に立ち上がらないようにしてください。

看護師が血圧などを確認し、安全が確認されてから、着替えと帰宅の準備に入り、鎮静剤を使わなかった方も、少しの間は安静にすることが推奨されます。

検査結果の説明と今後の予定

着替えを終えた後、医師から検査結果について説明を受けます。ポリープの有無、粘膜の状態、生検を行ったかなど、重要な情報が伝えられますので、集中して話を聞きましょう。

可能であれば、メモを取るか、家族の方に同席してもらい、ポリープ切除をした場合や、精密検査が必要な場合は、今後の治療方針や次回の診察予約について説明を受けます。

ポリープ切除や組織の生検を行わなかった場合、検査直後に医師から口頭で結果の説明があります。病変がなかった場合などはその場で結果を知ることができます。

生検を行った場合は、採取した組織を病理検査に出すため、結果が出るまでに通常一週間から二週間程度かかります。後日改めて診察の予約が必要となるため、医師の指示を確認しましょう。

検査後の生活に関する注意点

項目検査後の注意内容期間の目安
食事消化の良いものを少量ずつ摂取する当日の昼食・夕食
飲酒アルコール摂取は控えるポリープ切除なしで当日、切除ありで数日
運動・入浴激しい運動や長時間の入浴(湯船)を避ける当日~数日

帰宅時の安全確保

鎮静剤を使用した方は、帰宅時の安全確保が非常に重要です。薬の影響が残っている状態で車や自転車を運転することは大変危険なため、絶対にやめてください。

公共交通機関を利用するか、家族に迎えに来てもらうか、タクシーを利用するなど、安全な方法で帰宅しましょう。

検査終了後の食事と運転に関する注意点

検査後の生活で特に気を付けたいのが、食事の再開と、乗り物の運転です。注意点を守ることは、合併症を予防し、検査の効果を最大限に活かすためにとても大切なので、医師の指示に従い、体をいたわる生活を送りましょう。

検査後の食事再開のタイミングと内容

大腸内視鏡検査後、特にポリープ切除を行わなかった場合は、検査後1時間程度で水分から摂取を始め、体調が良ければ、消化の良いものから食事を再開できます。

ポリープ切除がない場合の食事

最初は重湯やおかゆ、具なしのうどんなど、胃腸に負担をかけないものを選びましょう。刺激物や脂質の多いものは、当日は避けるべきです。翌日からは、通常の食事に戻して問題ないことが多いですが、様子を見ながら慎重に戻してください。

ポリープ切除があった場合の食事

ポリープを切除した場合は、傷口が治るまで数日間、食事制限が必要になることがあります。医師から指示があるため、厳密に従ってください。

一般的に、お粥や柔らかく煮た野菜など、繊維質が少なく消化しやすい流動食や半固形食が中心で、出血予防のためにも、制限期間中は十分注意を払いましょう。

自動車や自転車の運転に関する厳守事項

鎮静剤を使用した検査を受けた方は、その効果が完全に切れるまで、自動車や自転車の運転をすることは禁止です。鎮静剤は、意識がはっきりしているように感じても、判断力や反射神経が鈍っている可能性があります。

この注意書きは、患者さんご自身の安全だけでなく、周囲の人々の安全を守るためにも厳守してください。運転は翌日まで控えましょう。

腹痛や出血が起きた場合の対処法

検査後、軽度のお腹の張りや、肛門からの少量の出血がある場合がありますが、多くは自然に治まります。

ただし、激しい腹痛や、多量の出血、発熱などの症状が現れた場合は、すぐに検査を受けた医療機関に連絡してください。連絡する際は、症状の内容と現在の体温などを正確に伝えられるように準備しておきましょう。

Q&A

検査前日は寝不足でも問題ないですか?

検査前日は、しっかりと睡眠を取ることが大切です。寝不足や体調不良の状態で下剤を服用したり、検査を受けたりすると、体調を崩しやすくなるだけでなく、精神的なストレスも増してしまいます。

十分な睡眠は、検査を乗り切るための体力と集中力を保つ上で非常に大事な要素です。

下剤を飲むのがつらい時はどうすればいいですか?

下剤を大量に飲むのは誰にとっても大変なことです。吐き気を感じやすい方は、指定されたペースよりも少しゆっくりと時間をかけて飲んでみたり、途中で体を動かして気分転換したりすると飲みやすくなることがあります。

冷やしたり、医療機関で許可されている範囲のフレーバーを加えたりする工夫も有効です。それでもつらい場合は、無理せず医療機関に電話で相談してください。

生理中の場合でも検査は受けられますか?

基本的に生理中でも大腸内視鏡検査は受けられますが、タンポンの使用が推奨されます。

体調によっては検査日を変更した方が良い場合もあるため、必ず事前に医療機関に生理中であることを伝えて相談してください。

検査中に痛みを感じたら我慢するべきですか?

検査中に痛みや強い張りを感じた場合は、我慢せずにすぐに医師や看護師に伝えてください。

痛みは、腸が伸びていることなどが原因で生じますが、医師は内視鏡の挿入方法を調整したり、体位を変えたりすることで、痛みを軽減できます。

特に鎮静剤を使っていない方は、遠慮せずに伝えることが、検査をスムーズに進めるためには大切です。

以上

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この記事を書いた人

Dr.中村文保のアバター Dr.中村文保 医療法人社団心匡会 理事長

金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

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