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胃が張る症状と下痢の関係|原因と受診のタイミング

胃が張る症状と下痢の関係|原因と受診のタイミング

胃の張りや下痢は誰でも一度は経験する一般的な症状で、同時に現れると、日常生活に大きな支障をきたし、不安を感じる方も多いでしょう。

胃の不快感とお腹の緩さが同時に起こる背景には、一時的な消化不良から、ストレス、特定の病気まで様々な原因が考えられます。

この記事では、胃が張る症状と下痢が同時に起こる主な原因と、それぞれの状態に応じた適切な対処法、そして医療機関を受診するタイミングについて詳しく解説します。

目次

胃が張る症状と下痢が同時に起こる状態の理解

胃が張る感覚と下痢が同時に起こることは、消化器系が何らかの異常をきたしているサインです。症状は、胃腸の動きや消化吸収に問題が生じていることを示唆しています。

胃の張りと下痢の共通点

胃の張りと下痢は消化管の機能異常が共通の原因となる場合があり、消化不良が起きると、食物が胃腸に長くとどまり、発酵してガスを発生させ、胃の張りを起こすことがあります。

同時に、未消化の食物が腸を刺激し、水分吸収を妨げて下痢を誘発することが考えられます。また、ストレスや不規則な生活も、自律神経の乱れを通じて胃腸の運動機能を低下させ、これら両方の症状を起こす要因です。

体内で何が起こっているのか

胃の張りと下痢が同時に起こる際、体内ではいくつかの変化が生じている可能性があります。

まず、胃の排出機能が低下すると食物が胃に停滞し、胃の張りにつながり、停滞が腸にまで影響を及ぼすと、腸の動きが過剰になったり、逆に鈍くなったりして下痢を起こします。

また、腸内環境のバランスが崩れると悪玉菌が増殖しやすくなり、ガス発生を促進して胃の張りを悪化させ、さらに下痢を誘発することもあります。

消化酵素の不足や特定の食物に対する過敏な反応も、消化不良と下痢の複合的な原因です。

一時的な不調と慢性的な症状

胃の張りと下痢が一時的に発生する場合、単なる食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいは一時的なストレスが原因であることが多いです。

症状は、原因が解消されれば数日で自然に改善しますが、症状が数週間以上続く場合や、繰り返し現れる場合は、慢性的な問題が背景にある可能性を考えます。

機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群のような慢性的な病気、あるいはより重篤な消化器疾患の可能性も視野に入れ、診断と治療が必要です。

胃が張る・下痢の主な原因となる疾患

胃の張りと下痢が同時に現れる場合、いくつかの消化器疾患が背景にある可能性があります。疾患は、胃や腸の機能そのものに問題がある場合と、炎症や感染が原因で症状が現れる場合があります。

機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群

機能性ディスペプシアは、胃の痛みや胃もたれ、胃の張りといった症状があるにもかかわらず、内視鏡検査などで明らかな異常が見つからない状態です。胃の運動機能の低下や知覚過敏が関係していると考えられています。

過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛や腹部の不快感、下痢や便秘といった便通異常が繰り返し起こるにもかかわらず、大腸の内視鏡検査などで器質的な病変が見つからない状態です。

IBSでは、ストレスや特定の食物が症状を悪化させることがよくあり、胃の張りと下痢が同時に起こる場合、IBSの下痢型や、機能性ディスペプシアとIBSが併発している可能性も考慮されます。

感染性胃腸炎

細菌やウイルスに感染することで発症する胃腸炎で、ノロウイルスやロタウイルス、サルモネラ菌、O-157などの病原体が原因です。

感染性胃腸炎では、急激な胃の張りや腹痛、吐き気、嘔吐、激しい下痢が特徴で、発熱を伴うことも多く、体力の消耗が激しいため脱水症状に注意します。

多くの場合数日で自然に回復しますが、症状が重い場合や高齢者、乳幼児では医療機関での治療が必要となることがあります。

炎症性腸疾患

炎症性腸疾患は腸に慢性的な炎症が起こる病気の総称で、代表的なものに潰瘍性大腸炎とクローン病があり、腹痛、下痢(血便を伴うことも多い)、発熱、体重減少といった症状がみられます。

胃の張りも、消化管全体の炎症や機能異常によって起こることがあります。自己免疫の異常が関与していると考えられており、症状の波があり、寛解期と活動期を繰り返すことが特徴です。

消化器系の腫瘍

非常に稀ですが、消化器系の腫瘍が胃の張りと下痢の原因となる可能性も否定できません。

胃や大腸に腫瘍ができると、消化管の通過障害が起こったり消化吸収機能が低下することで、胃の張りや腹痛、下痢、便秘などの症状が現れます。

症状が持続し、体重減少、食欲不振、貧血などの全身症状を伴う場合は、早急に医療機関を受診し詳細な検査を受けてください。

生活習慣とストレスが胃腸に与える影響

私たちの胃腸は日々の生活習慣や精神状態に大きく影響され、不規則な生活や過度なストレスは、胃の張りや下痢といった症状を悪化させる主要な要因です。

食生活の乱れ

不規則な食事時間、過食、偏った栄養バランス、早食いなどは、消化器に負担をかけ、胃の張りの原因となります。

特に、脂肪分の多い食事、香辛料の強い食事、冷たい飲み物や炭酸飲料の過剰摂取は、胃腸に刺激を与え下痢を起こすことがあります。

また、食物繊維の不足や特定の食品の過剰摂取も腸内環境のバランスを崩し、胃の張りと下痢を誘発する要因となります。規則正しく、バランスの取れた食事を心がけることが、胃腸の健康を維持する上で大切です。

睡眠不足と疲労

十分な睡眠は、体の修復と回復に必要です。

睡眠不足や慢性的な疲労は自律神経の働きを乱し、胃腸の運動機能を低下させ消化不良が起きやすくなり、胃にガスが溜まりやすくなったり、便の通過速度が不安定になったりして、胃の張りや下痢を起こすことがあります。

疲労が蓄積すると体の免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなるため、胃腸炎を発症するリスクも高まります。

精神的ストレス

精神的なストレスは、胃腸に非常に大きな影響を与えます。

脳と腸は密接に連携して「脳腸相関」として知られており、ストレスを感じると、脳から放出される神経伝達物質が胃腸の動きを変化させ、過剰な収縮や弛緩を起こします。

これが、胃の張りの原因となるガスの生成を促したり、腸の動きを加速させて下痢を起こす原因です。長期にわたるストレスは、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群の症状を悪化させることもあります。

アルコールとカフェイン

アルコールやカフェインは、胃腸に直接的な刺激を与えます。アルコールは胃酸の分泌を促進し胃の粘膜を刺激することで、胃の不快感や張りを起こし、また、腸の動きを活発にし下痢を誘発することもあります。

カフェインもまた胃酸分泌を促進し、腸の蠕動運動を亢進させる作用があります。刺激物が過剰に摂取されると、胃の張りや下痢といった症状が出やすくなるため、摂取量には注意が必要です。

特定の原因によって起きる胃の張りや下痢

胃の張りと下痢は一般的な生活習慣の乱れだけでなく、特定の飲食物への反応や薬剤の副作用など、より限定的な原因によっても起きることがあります。

食物アレルギーや不耐症

特定の食物に対するアレルギーや不耐症は、胃の張りと下痢の一般的な原因の一つです。食物アレルギーは、免疫システムが特定の食品成分に過剰に反応し、胃腸の症状のほか、皮膚の発疹や呼吸困難などを起こすことがあります。

乳糖不耐症は、牛乳などに含まれる乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)が不足しているために、乳製品を摂取すると胃の張り、腹痛、下痢を起こす状態です。

グルテン不耐症も同様に、小麦などに含まれるグルテンによって消化器症状が出る場合があります。症状は、原因となる食物を摂取した際に数時間以内に現れ、自覚しやすいことが特徴です。

薬剤による副作用

多くの薬剤には副作用があり、消化器症状が含まれるものも少なくありません。抗生物質は腸内細菌のバランスを崩し、下痢を起こすことがよく知られています。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は胃の粘膜を荒らし、胃の張りや胃痛、時には潰瘍を起こす可能性があり、高血圧治療薬、糖尿病治療薬、抗がん剤なども、胃の張りや下痢の副作用を起こすことがあります。

薬剤の服用を開始してから症状が現れた場合、薬剤の副作用の可能性を考慮し、医師や薬剤師に相談することが重要です。

旅行者下痢症と衛生状態

海外旅行中や不衛生な環境下で発生する下痢は、「旅行者下痢症」と呼ばれ、現地の水や食物に含まれる細菌やウイルス、寄生虫に感染することで起きます。

症状としては、急激な下痢、腹痛、吐き気、発熱などが挙げられ、胃の張りも伴うことがあります。予防には生水や氷の摂取を避け、加熱された食品を選ぶなど、衛生管理に十分注意することが大切です。

腸内細菌叢の乱れ

腸内には多種多様な細菌が生息し「腸内細菌叢」を形成しており、バランスが崩れると胃腸の機能に悪影響を及ぼし、胃の張りや下痢を起こすことがあります。

抗生物質の服用後や、偏った食生活、ストレスなどによって、善玉菌が減少し、悪玉菌が増殖すると、ガスが過剰に発生したり、腸の動きが不安定になったりします。

腸内細菌叢の乱れは消化吸収能力の低下にもつながり、胃の張りと下痢の両方を起こす要因です。

日常生活で実践できる対処法と緩和策

胃の張りと下痢が同時に起こる場合、日常生活の中でできる対処法や緩和策を試すことで、症状の改善が期待できます。

食事内容の見直し

胃腸に負担をかけない食事を心がけることが大切です。消化しやすいものを選び、一度に食べる量を減らしゆっくりとよく噛んで食べ、脂肪分の多い食事、辛いもの、冷たいもの、炭酸飲料は胃腸を刺激しやすいため控えましょう。

また、乳製品やグルテンなど、特定の食物が原因となっている可能性がある場合は、一時的に摂取を控えて症状の変化を観察することも有効です。規則正しい時間に食事を摂り、食事の間隔を空けることも、胃腸の負担を軽減します。

胃腸に優しい食事のポイント

  • 消化しやすい食品を選ぶ: おかゆ、うどん、白身魚、鶏むね肉、煮込んだ野菜など
  • 調理法を工夫する: 揚げるよりも煮る、蒸す、焼くなど、油分を控える
  • よく噛んでゆっくり食べる: 消化酵素の分泌を促し、胃への負担を減らす
  • 刺激物を避ける: 辛いもの、酸っぱいもの、冷たいもの、アルコール、カフェインなど

水分補給

下痢が続くと体から多くの水分が失われ、脱水症状になる危険があるので、こまめな水分補給が非常に重要です。水だけでなく、経口補水液や薄いお茶、スポーツドリンクなどで電解質も補給することを心がけてください。

一度に大量に飲むのではなく、少量ずつ頻回に摂取する方が胃腸への負担が少いですが、冷たい飲み物は胃腸を刺激する可能性があるため、常温か温かいものを摂りましょう。

ストレスの管理方法

胃腸の不調はストレスと密接に関係しているため、ストレスを適切に管理することは症状の緩和に大切で、リラックスできる時間を作る、趣味に没頭する、適度な運動をする、瞑想や深呼吸を行うなどが有効です。

十分な睡眠を確保し疲労をためないことも、ストレス軽減につながります。また、自分に合ったストレス解消法を見つけることが、長期的な胃腸の健康維持に必要です。

市販薬の選択と注意点

胃の張りや下痢の症状が軽い場合、市販薬で一時的に症状を緩和することも可能で、胃の張りにはガスを抑える成分や消化酵素を補う薬が、下痢には腸の動きを抑える止瀉薬や整腸剤が有効です。

ただし、市販薬はあくまで一時的な対処療法であり、根本的な原因を解決するものではありません。症状が改善しない場合や悪化する場合、あるいは他の症状を伴う場合は、自己判断で服用を続けるのではなく医療機関を受診することが大切です。

特に、発熱や血便を伴う下痢の場合、止瀉薬の服用は病状を悪化させる可能性があるので、避けてください。

医療機関を受診するべきタイミングと検査

胃の張りや下痢は一般的な症状ですが、時には医療機関での診察が必要となる場合があります。特定の症状が伴う場合や症状が長期間続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。

緊急性の高い症状のサイン

以下のような症状がみられる場合、早急に医療機関を受診する必要があります。

  • 激しい腹痛: 我慢できないほどの鋭い痛みや、持続する強い痛み。
  • 血便や黒色便: 便に鮮血が混じる、またはタールのような黒い便が出る場合。
  • 高熱: 38℃以上の発熱を伴う場合。
  • 強い吐き気や嘔吐: 食べ物や水分を全く摂れないほどの吐き気や、頻繁な嘔吐。
  • 脱水症状の兆候: 口の渇き、尿量の減少、皮膚の弾力性低下、めまいなど。
  • 体重の急激な減少: 意図しない短期間での体重減少。

慢性的な症状が続く場合

緊急性の高い症状がない場合でも、胃の張りや下痢が数週間以上続いたり繰り返し現れるときは、医療機関を受診することが重要です。

慢性的な症状は、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群、あるいは炎症性腸疾患など、特定の病気が原因である可能性があります。

医療機関で行われる検査

医療機関では、問診を通じて症状の詳細や生活習慣を把握した後、様々な検査を行います。

  • 血液検査: 炎症の有無、貧血の有無、肝臓や腎臓の機能、感染症の兆候などを確認します。
  • 便検査: 便中の細菌やウイルス、寄生虫の有無、潜血の有無などを調べます。
  • 腹部X線検査: 腸に溜まったガスの状態や便の貯留状況を確認します。
  • 腹部超音波検査: 肝臓、胆嚢、膵臓など、腹部臓器の異常の有無を確認します。
  • 胃内視鏡検査: 胃の粘膜の状態を直接観察し、炎症、潰瘍、ポリープ、腫瘍などの有無を確認します。
  • 大腸内視鏡検査: 大腸の粘膜の状態を直接観察し、炎症、ポリープ、腫瘍などの有無を確認します。

受診前に準備する情報

医療機関を受診する際は正確な診断を下すために、症状に関する情報を提供することが大事です。

  • 症状の経過: いつから、どのような症状が始まり、どのように変化したか。
  • 症状の頻度と程度: 一日に何回下痢があるか、痛みの強さなど。
  • 便の性状: 色、形、臭い、血液や粘液の有無など。
  • 食事内容: 症状が出始める前後の食事内容や、特定の食物を摂った後に症状が悪化するか。
  • 服用中の薬: 市販薬、処方薬、サプリメントなど、現在服用しているすべての薬。
  • 既往歴: 過去にかかった病気や、家族に同じような症状の人がいるか。
  • アレルギー: 食物アレルギーや薬剤アレルギーの有無。
  • 生活習慣: ストレスの状況、睡眠時間、飲酒・喫煙の習慣など。

情報をメモしておくと、スムーズな診察につながります。

胃腸の健康を維持するための予防と注意点

胃の張りと下痢を予防し胃腸の健康を維持するためには、日頃からの心がけが大切です。規則正しい生活習慣と食習慣を確立し、ストレスを管理することが、胃腸の機能を正常に保つ上で必要となります。

バランスの取れた食事

胃腸に負担をかけないバランスの取れた食事は、健康な消化器系を維持する上で基本となります。偏食を避け、穀物、野菜、果物、タンパク質源をバランス良く摂取しましょう。

食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちますが、急に摂取量を増やすとガスを発生させやすいので、徐々に増やすことが大切です。また、消化に良い調理法を選び過食や早食いを避け、ゆっくりと食事を楽しんでください。

適度な運動の習慣

適度な運動は、全身の健康だけでなく胃腸の働きにも良い影響を与えます。体を動かすことで、腸の蠕動運動が活発になり、便秘の解消にもつながり、また、運動はストレス解消にも効果的で、精神的な安定が胃腸の健康に寄与します。

ウォーキング、ジョギング、ヨガなど、無理なく続けられる運動を日常生活に取り入れましょう。

規則正しい生活リズム

睡眠、食事、排泄のサイクルを規則正しく保つことは、自律神経のバランスを整え胃腸の機能を安定させる上で重要です。夜更かしを避け、十分な睡眠時間を確保してください。

夜間の食事は胃腸に負担をかけるため、寝る直前の飲食は控えましょう。

よくある質問

胃の張りと下痢に関する疑問は多く、特定の年代や状況においては症状に対する懸念も増すものです。ここでは、患者さんからよく寄せられる質問にお答えします。

子供の胃の張りと下痢

子供の胃の張りと下痢は感染性胃腸炎が多い傾向にあり、ウイルス性胃腸炎は保育園や学校などで集団感染することもあります。また、食物アレルギーや乳糖不耐症が原因の場合もあります。

子供は大人に比べて脱水になりやすいため、下痢が続く場合はこまめな水分補給が大切です。

高齢者の胃の張りと下痢

高齢者の胃の張りと下痢は、加齢による消化機能の低下、腸の動きの鈍化、服用している薬剤の副作用など、様々な要因が複雑に絡み合って生じます。

また、免疫力の低下により感染症にかかりやすくなることや、特定の疾患が隠れている可能性も考慮する必要があります。

高齢者の場合脱水症状が進行しやすいだけでなく、誤嚥性肺炎などの合併症のリスクも高まるため、症状が続く場合は早めに医療機関に相談することが重要です。

妊娠中の胃の張りと下痢

妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわり、子宮が大きくなることによる胃腸への圧迫など、特有の要因で胃の張りや下痢が生じやすくなります。

多くの場合は生理的な変化によるものですが、感染性胃腸炎や他の病気の可能性もゼロではありません。妊娠中の下痢は、脱水によってお腹が張ったり、子宮収縮を誘発したりする可能性も考慮されます。

市販薬の服用は、必ず医師や薬剤師に相談してください。

ストレス性の胃腸症状への対応

ストレスが原因で胃の張りや下痢が生じている場合、症状の緩和にはストレスそのものへの対処が不可欠で、まず、自分がどのような状況でストレスを感じやすいのかを理解することが大切です。

リラクゼーション法(深呼吸、瞑想、アロマセラピーなど)を試したり、適度な運動を取り入れたり、十分な睡眠時間を確保したりするなど、ストレスを軽減するための方法を積極的に実践してください。

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この記事を書いた人

Dr.中村文保のアバター Dr.中村文保 医療法人社団心匡会 理事長

金沢消化器内科・内視鏡クリニック 院長
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

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