
その胸やけ、本当に「胃」だけの問題ですか?
薬を何年飲んでも治らない胸やけ。改善しない肝機能。
原因は、眠っている間の「呼吸」にあるかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に気道が繰り返し閉塞して呼吸が止まる疾患です。
無治療で放置した場合、心筋梗塞・脳卒中のリスクが健常者の約3〜4倍に上昇することが報告されています(Marin JM, et al. Lancet. 2005)。
当院(金沢消化器内科・内視鏡クリニック)では、SASと消化器疾患の関連に着目しています。薬が効かない胸やけ(GERD)、改善しない脂肪肝(MASLD)、鎮静下内視鏡の安全管理——この3つの接点から、消化器と睡眠を同時に診る診療体制を整えています。
自宅で行える簡易検査(3割負担で約2,700〜3,000円)から、CPAPによる治療(月額約4,000〜5,000円)まで保険適用で対応しています。
金沢消化器内科・内視鏡クリニック|消化器と睡眠を同時に診る、新しい内科診療
ご自身のリスクを確認してみませんか?
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いびきや日中の眠気が気になる方は、まずはこちらからお試しください。
受診をご希望の方は → 野々市中央院 WEB予約 / 金沢駅前院 WEB予約 / 電話で相談
こんな「お悩み」はありませんか?
以下の症状が一つでも当てはまる方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が背景にある可能性があります。
いびき・眠気・睡眠の質に関する症状
☐ パートナーから「いびきがうるさい」「呼吸が止まっている」と言われた
☐ 十分寝ているはずなのに、日中どうしても眠気が取れない
☐ 夜中に何度もトイレに起きて、朝まで熟睡できた記憶がない
☐ 朝起きたときから頭が重い、口の中が乾いている
☐ 運転中に眠くてヒヤッとしたことがある
お腹の不調に関する症状(当院が特に注目している症状)
☐ 胃薬を何年も飲んでいるのに、朝起きると口の中が酸っぱい
☐ お酒を控えているのに、毎回の健診で「脂肪肝」を指摘される
☐ 過去に胃カメラの鎮静で苦しくなり、次の検査が怖い
一つでも心当たりがあるなら、「胃」や「肝臓」だけの問題ではないかもしれません。
一般的なSASの症状(いびき・眠気)だけでなく、「治らない胸やけ」「改善しない脂肪肝」「鎮静への不安」も当院が消化器内科の立場から診る対象です。
「年のせいだろう」「疲れているだけだろう」とやり過ごす前に、まずはご自身のリスクを確認してみませんか。
放置すると、どうなるのか?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を無治療で放置すると、高血圧の悪化、心筋梗塞・脳卒中の発症リスク上昇(健常者の約3〜4倍)、居眠り運転事故のリスク上昇(約2〜5倍、最大7倍の報告も)など、身体・精神・社会生活の3領域でリスクが蓄積します。
一方で、SASは治療法が確立された疾患であり、早期に発見して治療を開始すれば、これらのリスクは大幅に軽減できます。
| リスクの分類 | 放置した場合に起こりうること | 出典 |
|---|---|---|
| 身体のリスク | 高血圧の悪化、心筋梗塞・脳卒中のリスク上昇(健常者の約3〜4倍)、糖尿病の悪化、脂肪肝の進行 | Marin JM, et al. Lancet. 2005; 365(9464): 1046-53. |
| 精神・生活のリスク | 慢性的な疲労感、集中力・記憶力の低下、うつ傾向、パートナーとの寝室問題 | Sforza E, et al. Sleep Med Rev. 2012; 16(1): 83-94. |
| 社会的なリスク | 居眠り運転による事故(健常者の約2〜5倍、最大7倍の報告も)、仕事のパフォーマンス低下、医療費の長期的な増大 | Tregear S, et al. J Clin Sleep Med. 2009; 5(6): 573-81. |
※上記のリスク倍率は大規模疫学研究に基づく数値であり、個人の重症度や合併症の有無によって異なります。
SASの重症度は、AHI(無呼吸低呼吸指数:1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)で分類されます。
| 重症度 | AHI(回/時間) | 主な症状の目安 | 推奨される対応 |
|---|---|---|---|
| 正常 | 5未満 | なし | 経過観察 |
| 軽症 | 5~15 | 軽度のいびき、軽い日中の眠気 | 生活改善・マウスピース |
| 中等症 | 15~30 | いびきの増大、日中の強い眠気 | CPAP・マウスピース |
| 重症 | 30以上 | 激しいいびき、強い眠気、起床時の頭痛 | CPAP(保険適用) |
※AHIの値は自宅での簡易検査(約2,700〜3,000円)で測定できます。
「そのうち治るだろう」「年のせいかもしれない」——そう思って放置してしまう方が少なくありません。しかし、SASは自然に治ることがほとんどない疾患であり、体重増加や加齢とともに悪化する傾向があります。CPAPやマウスピースによる治療を開始すれば、翌朝から目覚めが変わったと実感される方も多くいらっしゃいます。「あの時、受診しておけばよかった」と後悔する前に、まずはご自身の状態を確認することから始めてみませんか。
「自分に当てはまるかも」と思った方へ
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消化器内科医が「お腹」と「呼吸」を同時に診る理由
消化器内科がSASを診療する理由は3つあります。第一に、SASの睡眠中の強い陰圧が胃酸の逆流(GERD)を悪化させ、薬が効かない胸やけの隠れた原因になり得ること。第二に、SASの間欠的低酸素が脂肪肝(MASLD)の進行と関連する可能性が複数の研究で示されていること。第三に、SAS患者は内視鏡検査の鎮静時に低酸素リスクが高く、事前のスクリーニングが推奨されていること。当院ではこの3つの接点を活かし、消化器と睡眠を一体で評価・治療しています。
【消化器内科がSASを診る3つの理由】
薬が効かない胸やけ(GERD)
:睡眠中の強い陰圧などが逆流を悪化させる要因になり得ます。
改善しない脂肪肝(MASLD/NAFLD)
:SASの間欠的低酸素が、脂肪肝の進行と関連する可能性が示されています。
鎮静下内視鏡の安全性
:SASが疑われる方は、鎮静時の呼吸リスクを踏まえた評価と監視強化が推奨されています。
薬が効かない「胸やけ」で悩んでいる方へ
PPI(プロトンポンプ阻害薬)などの胃薬を長期間飲んでいるのに、朝起きると口の中が酸っぱい、夜間に胸やけで目が覚める——そんな症状が続いていませんか。
SASは睡眠中に気道が閉塞するたびに胸腔内に強い陰圧が発生し、胃酸が食道へ逆流しやすくなることが報告されています(Ing AJ, et al. Am J Gastroenterol. 2000)。
つまり、胸やけの原因が「胃」ではなく「睡眠中の呼吸」にある可能性があるのです。
| 一般的な対処 | SASがある場合のアプローチ |
|---|---|
| 内服の継続 | SASの簡易検査で間欠的低酸素の有無を確認 |
| 食事・生活習慣の改善 | 必要に応じてCPAP治療を並行し、夜間の逆流を根本から軽減 |
詳しくは「睡眠時無呼吸症候群と逆流性食道炎(GERD)の関係」をご覧ください
「お酒は飲まないのに…」脂肪肝と言われた方へ
「お酒も飲まないのに、なぜ?」「頑張って痩せたのに…」
SAS患者は睡眠中に繰り返し低酸素状態になることで、肝臓の脂肪蓄積を促進する遺伝子が活性化されることが研究で示されています(Aron-Wisnewsky J, et al. J Hepatol. 2012)。
つまり、生活習慣を改善しても脂肪肝が良くならない場合、「睡眠中の酸欠」が隠れた原因になっている可能性があります。
| 一般的な対処 | SASがある場合のアプローチ |
|---|---|
| 食事制限・運動療法 | SASの簡易検査で間欠的低酸素の有無を確認 |
| 定期的な血液検査(肝機能)で経過観察 | 必要に応じてCPAP治療を並行し、肝臓への酸素供給を改善 |
詳しくは「睡眠時無呼吸症候群と脂肪肝(MASLD)の関係」をご覧ください
「胃カメラの麻酔」が少し怖い方へ
「寝ている間に検査したいけど、副作用が起きないか心配…」──過去に鎮静で苦しい思いをされた方ほど、その不安は大きいと思います。
SASがある方は、内視鏡検査の鎮静剤で気道の閉塞が悪化し、低酸素になるリスクが高いことが知られています。そのため、事前にSASのスクリーニングを行い、リスクに応じた鎮静方法の調整や監視体制の強化が推奨されています。
当院では消化器内科としての内視鏡検査とSASの評価を同一施設で実施できるため、鎮静の安全管理を一貫した体制で行えます。
| 一般的な対処 | SASがある場合のアプローチ |
|---|---|
| 鎮静リスクの事前評価は問診のみ | SAS簡易検査による客観的なリスク評価を実施 |
| SASの疑いがあれば別の医療機関を紹介 | 同一院内でSASの検査・治療と内視鏡検査を完結 |
詳しくは「睡眠時無呼吸症候群と鎮静下内視鏡の安全性」をご覧ください
気になる症状がある方は、まずご相談ください
問診の中で検査が必要かどうかを医師が一緒に判断いたします。
相談だけでも構いません。お気軽にご予約ください。
※初診の方もWEB予約が可能です / 電話:076-259-0378(野々市中央院) / 076-210-7140(金沢駅前院)
SASの検査はどう進む? ── 自宅でできる4ステップ
当院のSAS診療は、初診から治療開始まで4ステップで完結します。簡易検査はご自宅で実施でき、指先にセンサーをつけて普段どおりに一晩眠るだけです。入院は不要で、痛みも一切ありません。
3割負担の場合、初診から簡易検査までの費用は合計約3,700〜5,000円が目安です。
STEP 1:初診(問診・診察)── 約30分
症状や生活習慣を伺い、検査の必要性を判断します。いびき・眠気だけでなく、胸やけや脂肪肝の症状についても消化器内科の立場からお聞きします。
※この段階で検査が不要と判断される場合もあります。無理に検査をお勧めすることはありません。
STEP 2:簡易検査(ご自宅で実施)── 指先センサーで一晩
小型のセンサーを指先につけて、ご自宅で普段どおりに一晩眠るだけの検査です。痛みは一切ありません。入院も不要で、翌日のお仕事にも影響しません。検査機器はクリニックでお渡し、ないしはご自宅に配送いたします。
簡易検査でわかること
簡易検査では、睡眠中の以下のデータを自動で記録します。
| 測定項目 | 内容 | わかること |
|---|---|---|
| AHI(無呼吸低呼吸指数) | 1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数 | SASの有無と重症度(軽症/中等症/重症) |
| SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度) | 血液中の酸素の量 | 睡眠中に低酸素状態になっていないか |
| 脈拍数の変動 | 睡眠中の心拍の変化 | 無呼吸に伴う心臓への負担の程度 |
※簡易検査の費用は3割負担で約2,700〜3,000円です。
STEP 3:結果説明
AHI(無呼吸低呼吸指数)と酸素飽和度のデータをもとに、重症度をご説明します。結果は図やグラフを用いてわかりやすくお伝えしますので、専門用語がわからなくても心配ありません。
重症度に応じた治療の選択肢を一緒に相談し、ご納得いただいた上で次のステップに進みます。
STEP 4:治療開始
CPAP・マウスピース・生活改善など、重症度と生活スタイルに合わせて治療法を選択します。ご本人の希望や生活リズムを伺いながら、続けやすい治療法を一緒に決めていきます。
生活スタイル別の治療選択例
| 生活スタイル | 配慮するポイント | 治療選択の例 |
|---|---|---|
| 日中仕事が忙しい方 | 通院頻度を最小限にしたい | CPAP(月1回の通院で管理可能、オンライン診療も可) |
| 出張・旅行が多い方 | 持ち運びやすさが重要 | 携帯型CPAP、またはマウスピース |
| マスクの装着に抵抗がある方 | 睡眠中の快適さを優先 | マウスピース(軽症〜中等症の場合) |
| まず生活習慣から改善したい方 | 非機器での対応を希望 | 減量指導+体位療法(軽症の場合) |
※治療法は重症度や合併症の有無によって適応が異なります。詳しくは診察時にご説明いたします。
※各ステップの詳細は「検査の流れと費用の目安」をご覧ください。
※自宅検査の詳細は「簡易検査・PSG検査の流れと費用」をご覧ください。
検査の流れがわかったら、まずはご相談ください
問診の中で検査が必要かどうかを医師が一緒に判断いたします。
相談だけでも構いません。お気軽にご予約ください。
※初診の方もWEB予約が可能です / 電話:076-259-0378(野々市中央院) / 076-210-7140(金沢駅前院)
SASの検査・治療費用はいくら? ── 保険適用の3割負担額
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療には健康保険が適用されます。3割負担の場合、初診から自宅での簡易検査までの費用合計は約3,700〜5,000円が目安です。CPAP治療を開始した場合の月額は約4,000〜5,000円(診察代込み)です。
以下は2026年2月時点の保険点数に基づく概算です。
| 項目 | 費用の目安(3割負担) | 備考 |
|---|---|---|
| 初診料+問診 | 約1,000〜2,000円 | 初回のみ |
| 簡易検査(自宅) | 約2,700〜3,000円 | 機器はクリニックで貸出 |
| PSG精密検査 | 約10,000〜30,000円 | 簡易検査で判定困難な場合のみ |
| CPAP治療(月額) | 約4,000〜5,000円/月 | 月1回の通院・診察代込み |
| マウスピース作製 | 約10,000円前後 | 歯科と連携して作製 |
| 初回費用の合計目安 | 約3,700〜5,000円 | 初診+簡易検査の場合 |
■ 「まず検査だけ」の場合
初診+簡易検査 → 合計 約3,700〜5,000円(1回の来院で完了)
■ CPAP治療を始めた場合の年間費用
初年度:初診+簡易検査+CPAP月額×12 → 合計 約52,000〜65,000円
2年目以降:CPAP月額×12 → 合計 約48,000〜60,000円/年
※上記は2026年2月時点の保険点数に基づく概算であり、検査内容や治療方針により異なります。診療報酬改定により金額が変動する場合があります。詳しくは診察時にご説明いたします。
※マウスピース作製費用や精密検査の詳しい内訳は「検査・CPAP治療の3割負担額一覧」をご覧ください。
まずは相談だけでも構いません
「自分がSASかどうか分からない」という方も、問診の中で医師が一緒に判断いたします。
費用や検査内容について事前にお聞きになりたい方は、お電話でもご相談いただけます。
WEB予約
電話で相談する
※初診の方もWEB予約が可能です / 検査が必要かどうかは受診時に医師が判断いたします
担当医師のご紹介
理事長 中村 文保
医療法人社団心匡会
「お腹の不調」と「睡眠の問題」を
同時に診る意味があると考えています。
消化器内科の専門医として、胃カメラ・大腸カメラ・肝臓の診療を20年以上行ってきました。その中で、「薬を飲んでも胸やけが治らない」「生活改善を頑張っても脂肪肝が改善しない」という患者さんに数多くお会いしてきました。
その背景に、睡眠中の無呼吸が関わっているケースがあることを知り、2017年から自らSAS診療に携わるようになりました。2022年10月には当院でもSASの検査・治療を開始し、消化器と睡眠を同時に評価・治療する診療体制を整えています。
「お腹の症状をきっかけに来院したら、睡眠の問題も見つかった」——そんな経験をされる患者さんが当院には多くいらっしゃいます。いびきや眠気が気になる方はもちろん、胸やけや脂肪肝で悩んでいる方も、お気軽にご相談ください。
診療実績・経歴
| 臨床経験 | 20年以上(消化器内科・内視鏡診療) |
| 内視鏡検査実績 | クリニック全体で7,000件以上 |
| SAS診療(個人) | 2017年よりSAS診療に従事 |
| SAS診療(当院) | 2022年10月より検査・治療を開始 |
保有資格
| 資格名 | 患者さんにとっての意味 |
|---|---|
| 日本内科学会 総合内科専門医 | 内科全般を幅広く診療できる専門的な知識と経験 |
| 日本消化器病学会 消化器病専門医 | 胃・腸・肝臓など消化器疾患の診断・治療の専門家 |
| 日本消化器内視鏡学会 専門医 | 胃カメラ・大腸カメラの高度な技術と安全管理 |
| 日本肝臓学会 肝臓専門医 | 脂肪肝・肝炎など肝臓疾患の専門的な評価と治療 |
医師の詳しいプロフィールは医師紹介ページをご覧ください。
金沢消化器内科・内視鏡クリニック
野々市中央院
〒921-8821 石川県野々市市白山町438番地
TEL:076-259-0378
電話で予約する(076-259-0378)
金沢消化器内科・内視鏡クリニック
金沢駅前院
〒920-0853 石川県金沢市本町1丁目6-1 1F
TEL:076-210-7140
電話で予約する(076-210-7140)
SASと関連する消化器の症状は? ── お悩み別テーマガイド
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、逆流性食道炎(GERD)・脂肪肝(MASLD)・鎮静下内視鏡の安全性・腸疾患・生活習慣病と密接に関連します。ご自身の症状に近いテーマから詳しい解説をご覧いただけます。
※すでに受診を決めている方は、このまま下へスクロールしてFAQ・ご予約へお進みください。
逆流性食道炎 × 睡眠時無呼吸症候群
こんな方に:胃薬を飲んでも胸やけが治らない、朝起きると口の中が酸っぱい
わかること:SASが胸やけを悪化させるメカニズムと、CPAP治療で改善する可能性
脂肪肝 × 睡眠時無呼吸症候群
こんな方に:お酒を控えているのに健診で毎回「脂肪肝」を指摘される
わかること:SASの低酸素が脂肪肝を進行させるメカニズムと検査・治療の流れ
鎮静下内視鏡 × 睡眠時無呼吸症候群
こんな方に:鎮静で苦しかった経験がある、胃カメラの麻酔が怖い
わかること:SAS患者の鎮静リスクと、当院の安全管理体制
腸 × 睡眠時無呼吸症候群
こんな方に:大腸ポリープ・過敏性腸症候群・炎症性腸疾患がある方
わかること:SASによる低酸素・自律神経の乱れが腸内環境に与える影響
生活習慣病 × 睡眠時無呼吸症候群
こんな方に:高血圧・糖尿病の薬が増え続けている、治療効果が感じられない
わかること:SASが生活習慣病を悪化させる仕組みと、治療による改善事例
睡眠時無呼吸症候群とは
こんな方に:いびき・日中の眠気が気になる、SASの基礎知識を知りたい
わかること:SASの原因・症状・検査方法・治療法を総合的に解説
どのテーマに当てはまるか迷った方も、まずはご相談ください
問診の中で、検査が必要かどうかを医師が一緒に判断いたします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)のよくある質問
Q. なぜ消化器内科クリニックが睡眠時無呼吸症候群(SAS)を診療するのですか?
SASは消化器疾患と3つの接点があるため、消化器内科だからこそ気づける症例があります。
第一に、SASの睡眠中の陰圧が胃酸逆流(GERD)を悪化させ、薬が効かない胸やけの隠れた原因になり得ます。第二に、SASの間欠的低酸素が脂肪肝(MASLD)の進行と関連する可能性が複数の研究で示されています。第三に、SAS患者は内視鏡検査の鎮静時に低酸素リスクが高く、事前のスクリーニングが推奨されています。
→ 詳しくは「SASと逆流性食道炎の関係」をご覧ください
Q. SASの検査・治療費用はいくらですか?保険は適用されますか?
健康保険が適用されます。3割負担の場合、初診+簡易検査で約3,700〜5,000円、CPAP治療は月額約4,000〜5,000円(診察代込み)が目安です。
精密検査(PSG)が必要な場合は約10,000〜30,000円です。マウスピース作製は約10,000円前後(連携歯科と協力)。上記は2026年2月時点の保険点数に基づく概算であり、診療報酬改定により変動する場合があります。
Q. 運転中の眠気がひどいのですが、SASの可能性はありますか?
運転中の強い眠気は、SASの代表的な症状のひとつです。SAS患者の居眠り運転事故リスクは健常者の約2〜5倍(最大7倍の報告も)とされています。
「信号待ちで落ちそうになる」「高速道路でヒヤッとした」などがある場合は、安全面の観点でも早めの検査を検討してください。自宅での簡易検査(約2,700〜3,000円)で確認できます。
Q. 金沢・野々市でSASの検査を受けたいのですが、どうすればいいですか?
当院(金沢消化器内科・内視鏡クリニック)で、初診から治療まで対応しています。野々市中央院と金沢駅前院の2拠点があり、WEB予約・電話予約ともに対応可能です。
初診では問診と診察を行い、検査が必要と判断された場合に自宅での簡易検査を実施します。紹介状は不要です。いびきや眠気だけでなく、胸やけ・脂肪肝が気になる方もご相談ください。
→ 「検査の流れと費用の目安」
→ 野々市中央院 WEB予約 / 金沢駅前院 WEB予約
→ 電話:076-259-0378(野々市中央院) / 076-210-7140(金沢駅前院)
Q. SASは自然に治ることはありますか?
SASが自然に治ることはほとんどありません。加齢や体重増加に伴い、むしろ悪化する傾向があります。
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の多くは、気道周囲の構造的な問題(舌根の沈下、軟口蓋の肥厚、肥満による脂肪沈着など)が原因です。これらは意識的な努力だけでは改善しにくいため、CPAPやマウスピースなどの治療介入が必要になります。大幅な減量(BMIの10%以上の低下)により改善するケースも報告されていますが、減量だけで完全に解消する例は限定的です。
Q. CPAPはいつまで続ける必要がありますか?
現時点では、CPAPは基本的に使い続ける治療法です。CPAPは気道を空気圧で広げる対症療法であり、使用をやめるとSASの症状は再発します。
ただし、大幅な減量に成功した場合や、口腔外科的な手術を行った場合などに、CPAPの圧を下げたり、マウスピースに切り替えたりできることもあります。治療の継続や変更については、定期的な受診(月1回)の中で医師と相談しながら判断していきます。
Q. 女性でもSASになりますか?
はい、女性もSASになります。特に閉経後はホルモンバランスの変化により発症リスクが上昇します。
女性のSASは「いびきが目立たない」「不眠・頭痛・倦怠感が主訴」など、典型的な男性型の症状とは異なるパターンを示すことが多く、見逃されやすいのが特徴です。「更年期のせいだろう」と思い込んで受診が遅れるケースも少なくありません。
Q. オンライン診療でSASの相談はできますか?
CPAP治療中の定期受診については、オンライン診療に対応しています。
初回の診察と検査については対面での受診が必要ですが、治療が安定した後の月1回のフォローアップ(CPAP使用状況の確認、処方など)はオンラインで完結できる場合があります。出張が多い方や通院が難しい方は、ぜひご相談ください。
Q. 家族のいびきが心配です。本人が来院しなくても相談できますか?
まずはセルフチェックをお試しいただき、結果をご本人にお見せいただくのが有効です。
SASの検査・治療にはご本人の来院が必要ですが、「病院に行くほどじゃない」と思われているご家族の背中を押すきっかけとして、30秒で完了するセルフチェックの結果が役立つことがあります。また、お電話でのご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
→ 30秒セルフチェック
→ 電話:076-259-0378(野々市中央院) / 076-210-7140(金沢駅前院)
ここまでお読みいただいた方へ
「自分にも当てはまるかもしれない」と少しでも感じた方は、
まずはセルフチェックか、お気軽にご予約・お電話ください。
検査が必要かどうかは、問診の中で医師が一緒に判断いたします。
ご予約・ご相談
※初診の方もWEB予約が可能です / 紹介状は不要です / 検査が必要かどうかは受診時に医師が判断いたします
監修
医療法人社団心匡会 理事長 中村 文保
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会 専門医
- 日本肝臓学会 肝臓専門医
当院は、金沢・野々市・白山市の皆様に信頼される「地域のかかりつけ医」として、専門性の高い医療を提供しています。
