飛騨から日帰り内視鏡|女性医師・鎮静剤対応の金沢駅前院
飛騨地方から日帰りで受ける内視鏡検査|女性医師・鎮静剤対応・金沢駅前院
「便潜血で陽性が出たけれど、高山市内だと内視鏡の予約がなかなか取れない」――飛騨地方にお住まいの方から、こうしたお問い合わせをいただく機会が増えています。飛騨地方は古い町並や白川郷など観光資源に恵まれる一方で、内視鏡検査に対応する医療機関の数が限られ、基幹病院では検査まで数週間以上待つケースも珍しくありません。
この記事では、東海北陸道や高速バスを使って飛騨地方から日帰りで通える金沢駅前院の胃カメラ・大腸カメラについて、実際のバス時刻に基づくタイムスケジュール、女性医師による大腸カメラ対応、高山赤十字病院など基幹病院との連携体制までをまとめてお伝えします。
- 高速バス7:50高山発→10:05金沢着、院内下剤→午後に大腸カメラ→16:00金沢発で当日中に帰宅できる
- 女性の消化器内視鏡専門医が胃カメラ・大腸カメラを担当する枠があり、予約時に指定できる
- 胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応しており、遠方から1日で両方の検査を終えられる
- 高山市・飛騨市・下呂市のがん検診で便潜血陽性と指摘された方の精密検査を、紹介状なしで受け付けている
- 検査で治療が必要な病変が見つかった場合は高山赤十字病院・久美愛厚生病院等と連携する
飛騨地方から金沢駅前院へのアクセスと移動手段
東海北陸道を使った車でのルート
高山市内から金沢駅前院までは、中部縦貫道(無料区間)で飛騨清見ICへ出て、東海北陸道を北上し小矢部砺波JCTから北陸道に入り金沢東ICで降りるルートが一般的です。距離は約105.8km、通常の所要時間は約1時間30分で、ETC利用時の高速料金は2,620円前後です(NEXCO「ドラぷら」による試算)。金沢東ICから当院までは一般道で約15分です。
ただし、鎮静剤を使った内視鏡検査を受ける場合は、検査後にご自身で車を運転できません。ご家族の送迎か、後述の高速バスをご利用ください。
高速バスで金沢駅へ向かう場合
高山濃飛バスセンターから金沢駅前まで、濃飛バス・北陸鉄道「高山~白川郷・金沢線」が毎日運行しています。所要時間は約2時間15分、片道運賃は4,200円です。金沢駅に到着後、東口方面へ移動して徒歩約5分で当院に到着します。
金沢駅前に停車する主な便の時刻は以下のとおりです(濃飛バス公式サイトより)。
【行き】高山濃飛BC → 金沢駅前
| 高山濃飛BC 発 | 金沢駅前 着 | 備考 |
|---|---|---|
| 7:50 | 10:05 | 予約制(濃飛バス)★大腸カメラにおすすめ |
| 11:20 | 13:35 | 予約制(北陸鉄道) |
| 12:50 | 15:05 | 予約制(濃飛バス) |
【帰り】金沢駅前 → 高山濃飛BC
| 金沢駅前 発 | 高山濃飛BC 着 | 備考 |
|---|---|---|
| 13:00 | 【要確認】 | 予約制(北陸鉄道) |
| 13:20 | 15:35 | 予約制(北陸鉄道) |
| 16:00 | 18:15 | 予約制(濃飛バス)★大腸カメラ後の帰宅向き |
※時刻は2026年2月時点の濃飛バス公式サイト掲載情報です。ダイヤ変更の可能性がありますので、予約時に最新時刻をご確認ください。冬季は白川郷付近の積雪や駐車場渋滞により2時間以上遅れることがある旨が濃飛バス公式で案内されています。
高速バスで通う日帰りタイムスケジュール
パターン①:大腸カメラ(院内下剤コース)を日帰りで受ける場合
大腸カメラ検査では、事前に下剤を飲んで腸内をきれいにする前処置が必要です。当院では院内に専用スペースを用意しており、看護スタッフの見守りのもとで下剤を服用できます。遠方からの来院で「自宅で下剤を飲んでバスに乗るのは不安」という方に院内下剤コースをおすすめしています。
| 時刻(目安) | 内容 |
|---|---|
| 7:50 | 高山濃飛BC発(高速バス) |
| 10:05 | 金沢駅前着 → 東口へ移動、徒歩5分で当院到着 |
| 10:15頃 | 受付・着替え → 院内下剤の服用開始 |
| 10:15〜14:15頃 | 下剤服用・腸内洗浄(約4時間)※便の状態を看護師が確認 |
| 14:30〜15:00頃 | 大腸カメラ検査(鎮静剤使用・検査自体は約10〜15分) |
| 15:00〜15:30頃 | リカバリールームで休憩(約30分) |
| 15:30頃 | 担当医から結果説明・着替え |
| 15:45頃 | 当院を出発 → 徒歩5分で金沢駅 |
| 16:00 | 金沢駅前発(高速バス・予約制) |
| 18:15 | 高山濃飛BC着 |
朝7:50に高山を出て、夜18:15には高山に戻れます。下剤の効き方には個人差があるため、腸内がきれいになるまでの時間が前後する場合があります。検査中にポリープ切除を行った場合は検査時間が約20分に延びますが、このスケジュールの範囲内で収まるケースがほとんどです。
パターン②:胃カメラ+大腸カメラの同日検査を日帰りで受ける場合
胃と大腸の両方を検査する場合も、1日で終えられます。下剤の服用・食事制限・鎮静剤がすべて1回で済むため、ルビットタウン高山で「まとめ買い」をするように――とはいきませんが、遠方からの通院回数を最小限にできます。
| 時刻(目安) | 内容 |
|---|---|
| 7:50 | 高山濃飛BC発(高速バス) |
| 10:05 | 金沢駅前着 → 徒歩5分で当院到着 |
| 10:15頃 | 受付・着替え → 院内下剤の服用開始 |
| 10:15〜14:15頃 | 下剤服用・腸内洗浄(約4時間) |
| 14:30頃 | 胃カメラ検査(鎮静剤使用・約5〜10分)→ 続けて大腸カメラ検査(約10〜15分) |
| 15:00頃 | 検査終了 → リカバリールームで休憩(約30分) |
| 15:30頃 | 両方の検査結果を説明・着替え |
| 15:45頃 | 当院を出発 → 金沢駅へ |
| 16:00 | 金沢駅前発(高速バス・予約制) |
| 18:15 | 高山濃飛BC着 |
同日検査でも大腸カメラのみの場合と全体のスケジュールはほぼ変わりません。ポリープ切除を行った場合でも16:00発のバスに間に合う見通しです。予約時に「同日検査希望」とお伝えください。
女性医師による大腸カメラ検査にも対応
女性の消化器内視鏡専門医が担当する枠を設けています
大腸カメラ検査は肛門からスコープを挿入するため、女性の方にとっては心理的なハードルが高い検査です。「検査を受けなければいけないとわかっているけど、男性の先生だと気が進まない」と感じている方は少なくありません。
当院では、女性の消化器内視鏡専門医が胃カメラ・大腸カメラを担当する枠を設けています。予約時に「女性医師希望」とお伝えいただければ、その枠で検査をご案内します。飛騨地方からわざわざ足を運んでくださる方にこそ、安心して検査を受けていただきたいと考えています。
下剤の服用も個室で安心
大腸カメラ検査前の下剤服用には約4時間かかり、その間はトイレと院内を何度も往復します。当院では下剤内服スペースに個室を用意しており、ほかの患者さんと顔を合わせることなく前処置を進められます。内視鏡検査はセンシティブなものだからこそ、プライバシーに配慮した環境を整えています。
鎮静剤を使えば、検査中はウトウトと眠っている状態です。検査着に着替えた状態でストレッチャーに横になり、目が覚めたときにはすでに検査が終わっている――そう感じる方がほとんどです。身体の力が抜けた状態で検査を受けていただけるため、スコープの挿入もスムーズに進み、検査時間の短縮にもつながります。
飛騨地方のがん検診で「要精検」と言われたら
高山市・飛騨市・下呂市のがん検診制度
飛騨地方の各自治体は、40歳以上の住民を対象に胃がん検診(バリウムまたは内視鏡)と大腸がん検診(便潜血2日法)を実施しています。自己負担額は自治体によって異なり、高山市の大腸がん検診は310円、飛騨市は500円、下呂市は350円です。70歳以上の方はさらに減額されます。
便潜血検査で「陽性」と判定された場合、次のステップは大腸カメラによる精密検査です。陽性=大腸がんではなく、痔や腸の炎症で陽性になることも多いのですが、放置すると万が一がんだった場合に進行してしまうリスクがあります。飛騨市の健康計画資料によると、大腸がん検診で要精検となった方の精密検査受診率は76.3%で、約4人に1人が精密検査を受けていない計算です。
精密検査を先延ばしにしないために
「地元の病院は内視鏡の予約が混んでいて、1〜2か月先しか空いていない」という声は飛騨地方に限った話ではありません。けれども、宮川朝市の帰りにふと思い出してそのままにしてしまう――そんなケースは少なくないはずです。
当院は内視鏡検査に特化した専門クリニックのため、通常1〜2週間以内で検査の予約を取れます。紹介状は不要で、Webから24時間いつでも予約できます。飛騨地方のがん検診結果を持参していただければ、検診の経緯を踏まえた上で検査を進めます。
検査で異常が見つかった場合の連携体制
ポリープの日帰り切除と紹介の判断
大腸カメラ検査中にがん化リスクのあるポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除に対応しています。切除のために再度来院する必要がなく、入院もありません。ポリープの段階で取り除くことが、将来の大腸がんを防ぐ手立てとして有効です。
一方、ポリープの大きさや形状によっては入院での治療が望ましいケースもあります。その場合は、検査データと内視鏡画像を添えて高山赤十字病院や久美愛厚生病院など飛騨地方の基幹病院、あるいは金沢市内の高度医療機関へ紹介状を作成します。重複検査の手間がかからないよう、画像や病理結果をすべて共有する体制を整えています。
治療後のフォローアップ検査
基幹病院での治療が完了した後も、定期的な内視鏡検査による経過観察は欠かせません。高山赤十字病院のような地域の中核病院は手術や入院治療を担う大切な存在ですが、定期検査のたびに基幹病院を受診すると予約待ちが長くなりがちです。
治療後の定期内視鏡は当院で継続して受けていただけます。ちなみに、当院ではオリンパス社の最上位内視鏡システム「EVIS X1」を導入しており、拡大観察・NBI(狭帯域光観察)など大学病院と同等の機能で精密な経過観察が可能です。「検査はクリニックで手軽に受けて、治療が必要なら基幹病院へ」という流れが、飛騨地方にお住まいの方にとって負担の少ない通院モデルになるはずです。
当院で受けられる内視鏡検査の概要と費用
胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)
口または鼻から細い内視鏡スコープを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を観察する検査です。経鼻内視鏡は舌の根元にスコープが触れないため嘔吐反射が起きにくく、鎮静剤なしでも受けられます。検査時間はおよそ5〜10分で、疑わしい組織はその場で採取して病理検査やピロリ菌検査に回します。
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)
肛門から内視鏡スコープを挿入し、盲腸から直腸まで大腸全域の粘膜を観察します。当院では腸を伸ばさずに折りたたむようにスコープを進める「無送気軸保持短縮法」を採用しており、挿入時の苦痛を抑えています。観察には約8分以上を確保し、小さな病変の見落としを防ぎます。
院内に専用の下剤服用スペースがあり、看護スタッフが見守る環境で前処置を進められます。遠方から来院される方や初めて大腸カメラを受ける方には、院内下剤をおすすめしています。
| 検査内容 | 1割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|
| 胃カメラ検査 | 約2,000円 | 約6,000円 |
| 胃カメラ+病理検査 | 約3,000円 | 約9,000円 |
| 大腸カメラ検査 | 約2,500円 | 約7,500円 |
| 大腸カメラ+病理検査 | 約3,000円 | 約15,000円 |
| 大腸ポリープ切除術 | 約10,000円 | 約35,000円 |
※初診料・採血費用は別途かかります。大腸ポリープ切除の場合は生命保険・医療保険の「内視鏡手術」給付金の対象になることがあります。
- [1] 濃飛バス「高山~白川郷・金沢線」公式ページ(https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/kanazawa/)
- [2] NEXCO「ドラぷら」高山→金沢東 高速料金・ルート検索(https://www.driveplaza.com/)
- [3] 高山市「大腸がん検診」(https://www.city.takayama.lg.jp/)
- [4] 飛騨市「令和8年度住民検診(健康診査・がん検診等)のご案内」(https://www.city.hida.gifu.jp/)
- [5] 下呂市「定期的にがん検診を受けましょう」(https://www.city.gero.lg.jp/)

